腕時計離れ加速も20代のスマートウォッチ普及率は4割に(アスマーク)

2026年4月8日 09時15分更新


 株式会社アスマークは4月7日、全国の10~50代の男女1,000人を対象に実施した「腕時計に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2025年10月15日から20日にかけて実施され、腕時計を「持っていない」と回答した人が全体の36.9%に上り、2014年の前回調査から10ポイント以上増加したことが判明した。特に、スマートウォッチの利用傾向では、女性が通知確認、男性が運動記録を主目的としており、男女による差が現れた。

スマートウォッチ普及率は全体の3割弱、20代男性は46.7%が所有

 調査によると、腕時計所有者631人のうち、スマートウォッチの所有率は28.1%だった。年代別では20代が約40%と最も高く、特に20代男性は46.7%と突出している。一方、50代男性の所有率は13.4%にとどまり、世代間で30ポイント以上の開きが生じている。

腕時計全体の所有状況を見ると、依然として「アナログ針タイプ」が73.1%で主流を占める。しかし、腕時計を選ぶ際の重視点では変化が表れている。2014年調査では「価格」が2位だったが、今回は「機能・性能」(22.2%)が2位に浮上している。スマートウォッチの普及により、時計に求められる価値が時刻確認から実用性へとシフトしていることがうかがえる。

性別、年代別の非所有率では、30代女性が50.0%と最も高く、次いで20代女性も高くなっている。腕時計を身に着けない理由として最も多かったのは「携帯電話・スマートフォンがあるから」(53.8%)で、スマートフォンでの時刻確認が定着している実態が明らかとなった。

スマートウォッチの利用機能、性別で異なる活用スタイル

 スマートウォッチ所有者177人を対象とした、時間確認以外で頻繁に利用する機能の調査では、全体では「スマートフォンからの通知確認」が54.8%で首位となった。続いて「日常の活動記録・健康管理」(49.7%)、「運動・ワークアウトの専門的な記録」(42.4%)の順となった。

性別で見ると、女性は「スマートフォンからの通知確認」の利用率が63.0%と男性(49.0%)を14ポイント上回っており、LINEやメール、着信などの通知をスマートウォッチで確認する使い方が女性に浸透していることが分かる。
一方、男性は「運動・ワークアウトの専門的な記録」が51.0%で最多となり、女性(30.1%)との間に20ポイント以上の差が生じている。ランニングや筋トレ、水泳などの運動データを記録し、トレーニングや体調管理に活用する傾向が強いようだ。「睡眠の記録・管理」も男性で高く、健康管理デバイスとしての側面が男性により強く支持されている。

その他の機能では、「キャッシュレス決済」が19.8%、「音楽の再生・操作」と「文字盤のカスタマイズ」がそれぞれ20.3%となった。スケジュール管理(21.5%)や地図・ナビゲーション機能(15.8%)など、スマートフォンと連携した便利機能も一定の利用がある。

スマートウォッチを持たない理由としては、「特に興味がないから」(30.7%)が最多で、「価格が高いから」(21.1%)が続いている。特に10~20代では価格がネックとなっている一方、30~40代では興味関心の低さが主な要因となっているようだ。充電の手間(5.0%)やデザインの好み(3.3%)、使いこなせる自信がない(7.7%)なども挙げられた。

出典:株式会社アスマーク 【全国の10~50代の男女1,000人に調査】腕時計の所有率は何%か?「腕時計を持っていない人」は10年間で10%増加

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