JEITA、7月の移動電話国内出荷実績を発表

2014年9月12日 11時45分更新


・2014年7月の移動電話国内出荷台数は1,369千台、前年同月比91.0%

・スマートフォンは夏モデルの発売が一段落したことから444千台、前年同月比43.2%

 
 
 JEITAは2014年7月移動電話国内出荷実績を発表した。

 それによると2014年7月の移動電話国内出荷台数は1,369千台、前年同月比91.0%となった。

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 そのうちスマートフォンは夏モデルの発売が一段落したことから444千台、前年同月比43.2%と大きく減少、単月のスマートフォン比率は32.4%となり、前年同月のスマートフォン比率が68%を超えていることを考えると、こちらも大幅に減少。

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 7月も昨年同月比を下回ったことから、2014年度は4月から4ヶ月連続前年を下回った。ここ数年毎年減少を続ける出荷台数だが、このままのペースだと、年間出荷台数が2,000万台を下回ることも現実的になってきそうだ。

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 出荷台数の減少は、通信事業者の「販売奨励金の見直し」の影響が大きいが、それを契機に端末の料金が上昇せざるをえなくなり、さらに購入控えを呼びこむ流れになっているかもしれない。

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