「金融関連サービスに関する調査」、利用経験が多いのは10代は「銀行アプリ」―MMD研究所調べ

2018年8月27日 10時38分更新


 MMD研究所は、15歳~69歳の男女5,000人を対象に2018年7月31日~8月1日の期間で「金融関連サービスに関する調査」を実施し、結果を発表した。

■金融関連サービスで利用経験が多いのは「オンラインバンキング」41.0%、「銀行アプリ」20.9%、「クレジットカードアプリ」15.9%

 15歳~69歳の男女5,000人を対象に、金融関連サービスについて聞いたところ、利用経験が最も多かったのは「オンラインバンキング」で41.0%、次いで「銀行アプリ」が20.9%、「クレジットカードアプリ」が15.9%となった。利用経験を除いた認知度が最も高かったのは「仮想通貨取引所」52.2%、「NISA」47.4%、「家計簿アプリ」47.3%の順となった。
利用経験が5%未満だったサービスは「ロボアド投資」、「iDeCo(イデコ)」、「仮想通貨取引所」、「ソーシャルレンディング」。その内、比較的新しいサービスの「ロボアド投資」、「ソーシャルレンディング」は、認知に関しても他サービスに比べて低いことがわかった。

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■金融関連サービスは男性の方が女性よりも積極的に活用、女性の利用が男性の利用を上回っているのは「家計簿アプリ」

 金融関連サービスの利用経験のみを男女別(男性n=2,514、女性n=2,486)で見てみると、男女ともに利用経験が多いのは「オンラインバンキング」、「銀行アプリ」、「クレジットカードアプリ」の順となった。男性は「オンラインバンキング」が47.4%、「銀行アプリ」が25.2%、「クレジットカードアプリ」が18.8%。女性は「オンラインバンキング」が34.5%、「銀行アプリ」が16.7%、「クレジットカードアプリ」が13.0%となり、男性の方がより金融関連サービスを積極的に利用していることがわかった。男性よりも女性の利用が高く出たものは「家計簿アプリ」のみとなった。

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■各年代でもっとも利用経験が多いサービス、10代は「銀行アプリ」、20代~60代は「オンラインバンキング」

 金融関連サービスの利用経験のみを年代別で見てみると、各年代の利用上位3つの順位は10代が「銀行アプリ」、「家計簿アプリ」、「オンラインバンキング」、20代~40代は「オンラインバンキング」、「銀行アプリ」、「クレジットカードアプリ」、50代は「オンラインバンキング」、「銀行アプリ」、「NISA」、60代は50代と項目は同一で順位が入れ替わり、「オンラインバンキング」、「NISA」、「銀行アプリ」の順となった。

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 続いて、利用している各金融サービスを聞いたところ(複数回答可)、オンラインバンキングの利用上位3サービスは「楽天銀行インターネットバンキング」がトップで38.3%、次いで「ゆうちょダイレクト」が30.7%、「三菱UFJダイレクト」が27.2%となった。

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 銀行アプリの利用上位3サービスは「楽天銀行」がトップで34.4%、次いで「三菱UFJ銀行」が30.2%、「三井住友銀行」が26.7%となった。

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【調査概要】
・ 調査期間:2018年7月31日~8月1日
・ 有効回答:5,000人
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:15歳から69歳の男女
・ 設問数 :3問
 

 
 
 
 
 

 

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