NTTコノキュー、初の個人向け眼鏡型端末 AIと会話も可能

2025年3月7日 10時40分更新


 NTTドコモ子会社のNTTコノキューは3日、拡張現実(AR)対応の眼鏡型端末を発表した。個人向けとしては初の製品で、2025年夏以降に全国のドコモショップや家電量販店で販売する。生成AIを活用し、レンズ越しに会話が可能となる。

 スペイン・バルセロナで開幕した世界最大のモバイル見本市「MWC2025」では試作品を展示。2024年9月に発表した法人向けクロスリアリティー(XR)端末「MiRZA(ミルザ)」シリーズの後継機にあたる。従来機の半分となる約60グラムの軽量設計で、価格は約500ドル(約7万5000円)。

 SNSの通知や道案内を目の前の空間に表示し、生成AIのサービスとも連携する。たとえば「子供向けの誕生日プレゼントのお薦めを教えて」と声に出すと、候補がレンズ部分に表示される。バッテリーは最大1日持続する。

 端末はNTTコノキューとシャープの共同出資会社であるNTTコノキューデバイス(東京・千代田)が開発。電子商取引(EC)サイトで販売するほか、メガネ専門店での取り扱いも検討している。

参照元:https://www.nttqonoq.com/news/20250303_01/

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