「Yahoo!防災速報」による渋谷区の「緊急情報」提供開始 

2017年1月24日 10時49分更新


 渋谷区とヤフー(Yahoo! JAPAN)は、渋谷区災害情報の発信を強化するため、「災害に係る情報発信等に関する協定」を締結した。渋谷区が発信する地震や台風接近などの緊急災害情報や避難所の開設状況などを、「Yahoo!防災速報」を通じてユーザーに通知する渋谷区内の「自治体からの緊急情報」の提供を行う。
 
 「Yahoo!防災速報」アプリ版をスマートフォンにダウンロードすることで、渋谷区が発信したタイミングで、アプリを起動していなくてもスマートフォンの画面上に通知が届くようになる。その他、パソコンや従来型携帯端末で使用できる「メール版」も提供される。
 また、災害時には、渋谷区ホームページや渋谷区防災ポータルサイトのキャッシュサイトを用意することで、アクセス集中での閲覧しにくい状況を回避し、情報提供を行えるようにする。
 
 政府の地震調査委員会によると、今後30年以内に70%の確率で、マグニチュード7クラスの首都直下地震が発生するといわれている。
 渋谷区で首都直下地震が発生した場合、死者約250人、負傷者約5000人、全壊棟数約5800棟との被害想定されており、昼間の人口が多い渋谷区は、鉄道などの交通が停止した場合、帰宅困難者が約22万人(都内では約517万人)になるといわれている。
 
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