アプリと銀行口座を連動させてスマホ決済、NTTデータが実証実験

2017年8月30日 10時45分更新


 NTTデータは、2018年度上期提供開始予定の、スマホアプリと銀行口座を連動させたスマホ決済サービスの可能性を検証するために9月4日より実証実験を開始する。
 
 実験では、都内大型商業施設の一部店舗および西日本シティ銀行、福井銀行の行員食堂などで、あらかじめ自身の口座情報を登録した「スマホ決済アプリ」を用いて銀行口座と連動したスマホ決済を行う。
 対応している銀行口座は、みずほ銀行、三井住友銀行、および地方銀行10行の計12行の口座。FIDO(Fast Identity Online/ファイド)と呼ばれる新しい生体認証技術を採用し、その商用化とセキュリティ強化の評価検証なども行う。
 
 NTTデータは、実証実験の結果をもとに、2018年度上期をめどに、あらゆる加盟店、金融機関向けに新たなスマホ決済サービスの提供を予定している。
 また、将来的には同社が提供するCAFIS Arch端末などへの機能搭載、加盟店の既存決済端末・ネットワークインフラをそのまま活用できることで、加盟店や金融機関の導入しやすさを追求するとしている。
 
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