東京メトロ全駅に多言語翻訳アプリ導入、NTTドコモが共同開発

2019年10月9日 16時30分更新


 東京地下鉄 (東京メトロ)とNTTドコモは、国際的なスポーツイベント等で訪日外国人を迎えるにあたり、共同開発した多言語翻訳アプリを東京メトロ全駅に導入する。
 
 今回、共同開発したアプリ「はなして翻訳」は、これまでNTTドコモが提供している翻訳アプリをベースに開発したもので、12か国語(英語[米国・英国・豪州]、中国語[北京・台湾・広東]、韓国語、フランス語、ポルトガル語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、タイ語、インドネシア語、ロシア語、ベトナム語)に対応しています。アプリは音声入力による同時翻訳機能以外にも、鉄道における案内や、地域に特化した案内など、あらかじめ使用頻度の高い内容を定型文として登録できる。
 また、東京メトロでは自然災害等により列車に遅れや運休が発生した際に、駅構内で一斉放送を実施しているが、今回のアプリ導入により、イベント時や自然災害発生時等に、状況に応じた放送を多言語で駅構内一斉に実施することができる。
 
 今後、全駅に導入するスマートフォン等の端末にアプリをインストールし、国際的なスポーツイベント等の大会期間中に活用する。
 
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