JR東海、東海道新幹線で車内コンテンツ閲覧サービスの実証試験を実施

2014年6月1日 10時49分更新

・東海道新幹線内で、インターネット接続なしでコンテンツを閲覧できるサービスを試験提供開始
・インターネット接続できる無線LANも登録なしで利用できるようなドル箱路線ならではのサービスを提供に期待

 
 
 東海旅客鉄道株式会社、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社、日本テレビ放送網株式会社は、東海道新幹線においてコンテンツ閲覧サービス「N700コンテンツラウンジ」を試験的に実施する。
 無線LAN機能を有するスマートフォン等で無線LAN機能をONにして「N700-Free-Contents」に接続し、初回利用時に年代、性別、職業、メールアドレスを登録することで、新幹線車内で映画や電子書籍、鉄道運行情報等の各種コンテンツを無料で利用できる。車両に情報配信用のサーバーを設置することでインターネットを経由することなく利用できるのが特徴だ。

 東海道新幹線はビジネス利用も大きく無線LANも提供されているが、事前登録が必要など、その利用者は限定されている。インターネットを経由することなく利用できることにメリットも大きいが、それよりも東海道新幹線は各社がうらやむほどのドル箱路線。今回のような取り組みもいいが、インターネット接続できる無線LANも登録なしで利用できるようなサービスを提供してほしい。

関連カテゴリー