JR西日本、特急「はるか」車内にて訪日外国人向け無料Wi-Fiサービスを12月1日よりスタート

2014年11月27日 17時00分更新


 11月25日、JR西日本は訪日外国人向けに特急「はるか」の車内で無料Wi-Fiサービス開始すると発表した。JR西日本としては、駅や駅ビルなどで展開している無料Wi-Fiサービスを列車内で提供するのは今回が初めてとなる。UQコミュニケーションズ株式会社、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスの協力を得ながら進めているという。

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 サービス提供は12月1日以降順次開始され、平成27年7月末までに特急「はるか」全車両に整備完了予定。SSIDは「JR-WEST_FREE_Wi-Fi」で、サービス提供車両には専用ステッカーが貼付される。
 利用するには事前にJR西日本の英語、中国語サイトなどでゲストコードを取得する必要があり、提供車両で「JR-WEST_FREE_Wi-Fi」を選択し、ログイン画面でゲストコードを入力すると無料で接続できるという。事前に取得していない場合には京都駅ビル、大阪ステーションシティ、天王寺ミオのインフォメーション、もしくは関西空港の第1ターミナルビル1階のインフォメーションでも取得できる。

 今のところ訪日外国人向けとなっているが、ゲストコードを入力するログイン画面には外国語だけでなく日本語も用意されているので、近い将来には日本人向けにも開放される可能性もある。都営地下鉄と東京メトロでも同日から無料Wi-Fiサービスが開始され、公共機関におけるネットインフラは着実に広まりつつある。2020年に向けて漸次すすめていってもらいたい。

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