ソフトバンクはNTTの光回線卸を利用した「SoftBank 光」を発表、ワイモバイルも割引対象に
2015年2月3日 16時07分更新
ソフトバンクBBはNTT東西が提供する光コラボレーションモデルを使用した光ブロードバンドサービス「SoftBank 光」を来月3月1日より提供開始すると発表した。2月4日より受付事前受付を行う。合わせてソフトバンクモバイルのユーザー向けに「スマート割引き」、ワイモバイルのユーザー向けに「光おトク割」といった携帯電話とのセット割引サービスも提供する。
・「SoftBank 光」
「SoftBank 光」は回線とプロパイダが一体となった最大1Gbpsの光回線サービス。2年契約の「自動更新ありプラン」と「自動更新なしプラン」の2種類を設けた他、居住形態によって料金が異なる。「自動更新ありプラン」の場合ホーム(戸建て)が月額5,200円(税別、以下同)、マンションが3,800円。「自動更新なしプラン」の場合はホーム(戸建て)は6,300円、マンションが4,900円となっている。「自動更新ありプラン」の場合、2年の契約期間内に解約すると9,500円の解除料が発生する。
新規申し込みだけでなく、既にフレッツ光回線を利用しているユーザーは「転用」手続きをすることで「SoftBank 光」に申し込みが可能となる。新規、転用どちらも契約事務手数料は3,000円。また回線開通にあたっての工事費はキャンペーンによって実質0円となる。
また「SoftBank 光」には以下の図のオプションサービスが用意されている。
・「スマート値引き」
こちらはソフトバンクの携帯電話と、「SoftBank 光」などのソフトバンクBBが提供する固定通信サービスを組み合わせることで値引きされるキャンペーンだ。「SoftBank 光」以外では「Yahoo! BB ADSL」「SoftBank Air」といった固定通信サービスとの組み合わせが可能。
携帯電話の割引対象プランは「スマ放題」と「ホワイトプラン」となっており、1ヶ月当たり最大2,000円の割引がされる。なお契約から3年目以降は割引額が現象される点は留意したい。「家族の学割」、「のりかえ割」といった割引サービスとの併用も可能だ。
なお「SoftBank 光」と組み合わせてこの「スマート値引き」を利用する場合、別途「光BBユニット」、「Wi-Fiマルチパック」、「ホワイト光電話(基本プラン)」の3つのオプションプランを契約する必要がある。ただし本来であれば月額1,924円かかるところ、セットで値引きされ月額500円で提供される。
また「スマート値引き」加入のユーザー向けに、ソフトバンクモバイルのモバイルWi-Fiルーターを新規契約すると月額利用料が割引されるキャンペーンも実施される。対象プラン、割引額は以下の通り。
・「光おトク割」
「光おトク割」はワイモバイルのユーザー向けのキャンペーンだ。「SoftBank 光」と組み合わせることで、スマートフォンの契約回線数に応じて月額料金が最大5,200円割引される。複数回線に割引を定期用する場合は請求先を同一にする必要があるので注意が必要だ。「家族割引サービス」および「Wi-Fiセット割」との併用は不可となっている。
いずれのキャンペーンも申し込み受付は2月4日から、提供は3月1日からとなっている。
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