ソフトバンクも月額1,700円の通話定額プラン「スマ放題ライト」を発表

2015年9月12日 15時53分更新


 9月11日、ソフトバンクは5分以内の国内通話であれば通話が定額になる新プラン「スマ放題ライト」を発表した。9月25日より提供開始されるが、既存ユーザー向けの受付は10月5日からとなる。

 スマ放題ライトはSoftBankの4Gスマートフォンを利用しているユーザーを対象した新プラン。5分間という制限があるものの、従来の通話定額プラン「通話し放題プラン」よりも1,000円安い月額1,700円に設定されているのが特徴だ。また固定回線とのセット割引である「スマート値引き」の対象プランにもなっている。

 通話が5分を超過した分は20円/30秒の通話料金が別途発生する。ただし家族割引かつ専用の2年契約プランに加入している家族同士の国内音声通話は無料となる。
 国際ローミング、国際電話、ソフトバンク衛星電話サービス、0180、0570などから始まる他社が料金設定している番号への通話、番号案内(104)などは定額の対象外。
 また加入にあたってはS!ベーシックパック、データ定額パック(5GB以上)への加入が必要となる。

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 同日に発表されたKDDIの「スーパーカケホ」に追随したかたちとなったが、KDDIのプランでは月間容量3GBのプランでも利用できるため、最小利用料金に差がでるようになっている。
 具体的には、KDDIの「スーパーカケホ」はデータ定額3(3GB)+LTE NET+スーパーカケホで合計6,200円(4,200+300+1,700円)で利用できるが、ソフトバンクの「スマ放題ライト」はデータ定額パック・標準(5GB)+S!ベーシックパック+通話し放題ライトプランで合計7,000円(5,000円+300円+1,700円)で、KDDIの方が安く利用できるようになっている。
 どちらもiPhone 6s/Plusの発売に合わせて提供が開始されるため、月間5GBも使わず、かつライトな通話定額プランを利用したい場合はKDDIを選ぶべきだろう。

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