ドコモ、クラウド経由で5G技術検証「ドコモ5Gオープンクラウド」提供へ
2018年7月6日 13時06分更新
NTTドコモは、次世代通信規格「5G」の時代に求められるソリューションの創出を推進するため、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参加しているパートナー向けに、「ドコモ5Gオープンクラウド」を7月26日より提供する。
「ドコモ5Gオープンクラウド」は、2018年4月に開設した5G技術検証環境である「ドコモ5Gオープンラボ」とクラウドコンピューティングの設備を直結した、テレコムクラウドの技術検証環境である。また、「ドコモ5Gオープンクラウド」の参加企業向けに、ドコモが開発した画像認識やAIエージェント基盤なども提供する。これにより、遠隔からクラウド基盤に接続した自社ソリューションの5G技術検証や、クラウド基盤上でパートナーとドコモの技術を持ち寄り、ソリューションを創出する場として活用することができる。
さらにドコモは、「ドコモ5Gオープンクラウド」を通じて開発されたソリューションや技術を、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」の参加企業・団体向けに情報発信、ソリューションの開発企業と利用する側の企業・団体とのビジネスマッチングなどの取り組みを進めていくとしている。
「ドコモ5Gオープンクラウド」には現在、NTTテクノクロス、ソニー、トレンドマイクロ、日本電気、ヴイエムウェア、ワコムの6社が参加。2018年7月下旬から、各社の要素技術を活用した技術検証を開始する。