NTTドコモ、28GHz帯の電波送受信が可能な「ガラス一体型5Gアンテナ」で、安定した5G通信に世界で初めて成功

2019年5月30日 10時49分更新


 株式会社NTTドコモ、AGC株式会社とエリクソン・ジャパン株式会社は、自動車や鉄道などの車室内や建物内での安定した第5世代移動通信方式による高速通信実現に向け、28GHz帯の電波送受信が可能な「ガラス一体型5Gアンテナ」で、5G通信に世界で初めて成功した。
 同アンテナは小型かつ薄型の透明ガラスアンテナで、景観を損ねないという特長を持っている。

・ガラス一体型5Gアンテナ
5Gガラス

 28GHz帯の周波数は、これまで第4世代移動通信方式(以下、LTE)などで利用していた周波数帯よりも直進性が強く、車室や建物内で通信するときには電波が弱まってしまう傾向がある。そこで電波が弱まる前に、車室や建物のガラス面に貼り付けられた同アンテナで電波を送受信することで、安定した5G高速通信が可能になる。
また、同アンテナは透明性が高く、建物や車両などに設置しても視野をさえぎらず、また景観を損なうことがないため、車両や建物などへの設置の可能性が広がる。

 時速約30kmで走行中の実験用車両の窓ガラスに同アンテナを貼り付け、車内での5G通信速度を検証する実証実験を4月22日~5月28日に、東京都墨田区周辺の市街地において行った。時速約30kmで走行中の実験用車両の窓ガラスに同アンテナを貼り付け、車内での5G通信速度を検証した結果400MHzの帯域幅で下り最大3.8Gbps、基地局から半径約100mのエリアにおいて平均1.3Gbpsの5G通信に世界で初めて成功した。

・ガラス一体型5Gアンテナを使用した通信イメージ
5Gアンテナ使用イメージ

・実証実験風景
実証実験
・5Gガラスアンテナ設置位置
ガラスアンテナ設置位置

・実証実験のシステム構成
構成
 
 

 
 
 

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