KDDIら4社、自動走行ロボットによる配送サービスの実証実験
2021年8月23日 11時10分更新
KDDI、ティアフォー、損害保険ジャパン、小田急電鉄は、2022年1月頃から、5Gを活用した自動走行ロボットによる配送サービスの実証実験を実施する。
本実証実験は、東京都の「令和3年度西新宿エリアにおける5Gを含む先端技術を活用したスマートシティサービス (5G等活用サービス) 実証事業」に採択された「5G×自動配送サービスプラットフォーム事業」による取り組み。
「『ヒトが移動する』街から『モノが移動する』スマートシティへ」をテーマに、自動走行ロボットによる新たな配送サービス事業の早期実用化を促すことを目的に実施される。
実験は西新宿エリアで実施され、「事前予約したユーザーへ、自動ロボットがホテルから公園まで飲食物を配達する」といった、さまざまなサービスシナリオに沿ったユースケースのもと、エリア内に複数設置された「ミーティングポイント」まで、自動走行ロボットがモノやサービスを配送する。
なお、実験に用いる車両および自動走行ロボットは、実証実験に向けて開発する予定だという。
また、4社は本実証実験の実施に際して、共同で実証実験を行う事業者を募集している。
4社は今後、今回募集する事業者とともにさまざまなユースケースを検討したのち、配送サービスの実用化を目指して実証実験に取り組むという。
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