ソフトバンク、プリペイド用携帯電話「301Z」発表
2014年5月23日 13時40分更新
5月21日、ソフトバンクモバイルはプリペイドサービス「プリモバイル」向け新機種「SoftBank 301Z」(ZET製)を発表した。発売は6月6日を予定。カラーはブラック、ブルー、ホワイトの3色となる。
ソフトバンクモバイルが提供する「プリモバイル」は基本使用料不要、通話料前払い方式のプリペイドサービス対応の3G携帯電話であり、メールやパケット通信を行うには別途サービスへの申し込みが必要となる。
「301Z」はプリモバイル用の端末であり、重量は85gと軽量で片手に収まるストレートタイプのコンパクトボディが特徴だ。ワンセグ、赤外線通信、Bluetooth、おサイフケータイといった機能は無く、あくまで通話に特化したモデルである。バッテリーは1100mAhを搭載し、連続待受時間は680時間(約28日間)、連続通話時間は約330分と十分なスタミナを持つ。電波が遠くまで届きやすく、障害物があっても繋がりやすい900MHz帯のプラチナバンドの他、国際電話、S!メール、SMS(他社送信は不可、受信は可能)、緊急速報メールにも対応。カメラは200万画素のものを搭載し、専用ボタンで簡単に起動できる。またmicroUSBケーブルを使って充電が可能。
性能面だけみると10年以上前のモデルのようだが、スマートフォンやタブレットの通話用のサブとして使うには十分な機能を持っているだろう。特に連続待受時間は28日間とスタミナは十分であり、スマートフォンと同じmicroUSBで充電できるのも大きい。オンラインショップでの価格は5980円(税込)で4000円分のチャージが含まれる。また6月6日~30日の間はキャンペーンにより4980円(同)で提供され、実質980円で購入できる。
基本的な仕様は次の通り。通信方式(国内のみ)はW-CDMA方式(2.1GHz/900MHz)。サイズは約117(H)×49(W)×13(D)mm、重量は約85g。液晶約2.4インチQVGA(240×320ドット)TFT液晶。本体容量は130MB、外部メモリはmicroSDHCで最大32GBまで対応。
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