国内タブレット市場メーカーシェア、4年連続Appleが1位に
2014年5月22日 15時53分更新
・2013年度タブレット端末出荷台数は前年度比30.5%増の748万台
・メーカーシェアでは、appleが首位を維持するも、OS別台数シェアで、Android(45.7%)が初めて1位を獲得
MM総研は2013年度通期(2013年4月~2014年3月)の国内タブレット端末出荷台数の調査結果を発表した。それによると、出荷台数は前年度比30.5%増の748万台となった。
メーカー別出荷台数・シェアでは Apple(43.8%)が1位を獲得し、4年連続シェア1位を維持した。2位はGoogleとの共同開発による「Nexus 7」が人気のASUS(17.4%)となった。以下、3位 富士通(6.7%)、4位 ソニー(5.8%)、5位 Amazon(4.9%)の順。付随して、OS別出荷台数・シェアがAndroid(45.7%)がiOS(43.8%)を抜いて初めて1位を獲得した。またWindowsがシェア10.5%と、初めて二桁シェアを獲得した。
今後は2014年度:920万台(前年度比23.0%増)、2015年度:1,030万台(同12.0%増)、2016年度:1,130万台(同9.7%増)となり、2015年度には1,000万台規模に達するも増加ペースは徐々に落ちていくと予測している。
個人向けPCの出荷台数が頭打ちになるなか、各メーカーはタブレットの可能性に期待したいところ。月額の接続料金が必要となる「セルラータブレット」のみならず、MVNO SIMカードと言われる「格安SIMカード」との組み合わせなども、今後増えていくと思われる。
なおICT総研もタブレット端末市場に関する調査を行なっている。併せて参照しておきたい。
2014年度 タブレット端末市場に関する需要動向調査
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