KDDI、LGと共同開発した超高解像度ディスプレイ搭載のオリジナルスマートフォン「isai FL」発表
2014年5月10日 13時50分更新
KDDIは5月8日、LGと共同開発したKDDIオリジナルモデルとなる「isai FL」を発表した。発売は7月下旬を予定。カラーはブルー、ホワイト、ピンクの3色となる。
本機でまず目を引くのが夏モデル中最大となる5.5インチの液晶である。大きいだけでなく、フルHDの約1.8倍の解像度を実現したWQHD液晶(2560×1440ドット)を搭載しており、従来の液晶の解像度とは一線を画しているのが特徴だ。液晶の大きさを考慮して3辺は狭額縁化されたデザインとなっており、横幅は76mmと抑えられ持ちやすさを考慮されている。その液晶の大きさを活かした「デュアルウインドウ」機能も搭載しており、画面を分割して2つのアプリを同時に操作できるようになっている。
本体を振ることで操作する新感覚なUI「isaiモーション」も特徴の1つだ。「おでかけ」「アレンジ」「アルバム」「アプリ起動」の4つのモードがあり、「おでかけ」では現在地周辺のお店やクーポン、auスマートパスなどの情報を呼び出し、「アレンジ」ではアプリランチャー画面で壁紙やアイコンを変えることができる。「アルバム」では写真のコラージュ編集、「アプリ起動」ではいつも使うアプリを簡単に起動できる等、「isai FL」オリジナルの機能である。
この他にスリープ画面を叩くだけで画面が起動する「ノックオン」の他、スリープ時に画面を予め登録した順番にタップすると、スリープが解除されると同時にセキュリティロックも解除される「ノックコード」を搭載。利便性が高くなっている。
auの夏モデルの特徴としてはキャリアアグリケーション、WiMAX2+に対応、「Qualcomm Quick Charge 2.0」に対応したACアダプタを使用することによる急速充電、4K動画の撮影もできる。
主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約145(H)×76(W)×10.5(D)mm、重量は約160g。液晶は5.5インチ2560×1440ピクセル(WQHD)のAH-IPS液晶、CPUは2.5GHzクアッドコアプロセッサを搭載。本体容量は32GBでメモリは2GB。外部メモリはmicroSDXCで最大128GBまで対応。バッテリー容量は3000mAh。カメラは1320万画素のものを搭載。防水機能、ワンセグ/フルセグ、赤外線通信、おサイフケータイに対応。
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