KDDIは5月8日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の10.1インチタブレット「Xperia Z2 Tablet SOT21」を発表した。7月下旬発売予定。カラーはブラックとホワイトの2色となる。
10インチ以上のタブレットでは世界最薄・最軽量をうたう本モデルは厚さ6.4mm、439gと10.1インチモデルながら手軽に扱えるようになっている。液晶は10.1インチワイドで1920×1200ピクセル(WUXGA)対応の「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載。新開発の「Live Color LED」との組み合わせで今までにない鮮やかな映像を実現させている。ステレオスピーカーをフロント部に搭載し音の臨場感を向上させている他、対応のヘッドセットを使えばノイズキャンセリング機能も使用可能。
カメラはメインが880万画素、サブが220万画素となっており、撮影した静止画・動画ともに様々なエフェクトや効果を付けて楽しめるようになっている。フルセグアンテナも搭載し、外出先でも視聴・録画ができるようになっている。
本端末単体でも十分に魅力的だが、外部機器との連携でより用途を広げることが出来る。別売りの専用キーボードを使えばノートPC のような使い方が出来るのは勿論、NFCを利用してスクリーンミラーリング機能によりスマートフォンの動画やファイルをみることや、写真や音楽などのデータのやり取りもできる。PlayStation4と連携して本機をセカンドディスプレイとして使用する他、友人のプレイ画面をストリーミング形式で見ることも可能だ。PlayStationのコントローラーを利用して本機でゲームもできる。また外出先から自宅のHDDレコーダーで録画した映像を再生できる機能にも対応する。
KDDIの今夏モデルの特徴としてキャリアアグリケーション、WiMAX2+に対応、「Qualcomm Quick Charge 2.0」に対応したACアダプタを使用することによる急速充電が可能となっている。
主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約266(H)×172(W)×6.4(D)mm、重量は約439g(暫定値)。液晶は10.1インチ/トリルミナスディスプレイ for mobile/1920×1200、CPUはクアッドコアのQualcomm Snapdragon 801 (2.3GHz)を搭載。本体容量は32GBでメモリは3GB。外部メモリはmicroSDHC/SDXCで最大128GBまで対応。バッテリー容量は6000mAh。防水・防塵、クアッドバンドLTE、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、Wi-Fiテザリング(最大10台)、Bluetooth(V4.0)、ワンセグ、フルセグに対応している。