富士通はSIMフリースマートフォン「arrows M02」を発売開始、ドコモとauの回線に対応

2015年10月29日 18時25分更新


 富士通はドコモとauの両方のキャリアに対応したSIMフリースマートフォン「arrows M02」の発売を開始した。価格は3万円前後となる模様。

 「arrows M02」のOSはAndroid 5.1を搭載。HD画質の5インチ液晶に、クアッドコアCPUにメモリ2GBを積んだミドルスペック端末となっている。国内メーカーのモデルらしく日本向けの機能を多数搭載しており、防水・防塵機能(IPX5/8・IP6X相当)、おサイフケータイ、日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」に対応する。また耐衝撃性能など米国国防総省のMIL規格に準拠しているため、シーンを選ばずにタフネスに使用することが可能だ。

 メインカメラは810万画素、インカメラは240万画素。バッテリーは2,330mAhの大容量のものを搭載し、富士通独自の「ヒューマンセントリックエンジン」による省電力化と相まって3日以上の電池持ちを謳う。

 LTE対応周波数はドコモ回線が2GHz帯、1.8GHz帯、800MHz帯、au回線が2GHz帯、800MHz帯。どちらのVoLTE通話にも対応する。ただしSIMスロットは1つのみのため、2つのキャリアのSIMを入れて切り替えるといった用途はできない。

 家電量販店ではコジマ、ソフマップ、ビックカメラ、ピーシーデポ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラで取り扱われる。またMVNO事業者ではIIJ、DMM、ビッグローブ、ニフティ、ケイ・オプティコムで販売されると発表されている。なおケイ・オプティコムのみ11月19日からの販売となっている。

 主な仕様は以下の通り。
・OS:Android 5.1
・プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 410 MSM8916(1.2GHz クアッドコア)
・メモリ:2GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDHC(最大32GB)
・液晶:約5インチ 有機ELディスプレイ
・解像度:HD(720×1280)
・バッテリー容量:2330mAh
・連続待受時間:約540時間(LTE)
・連続通話時間:約700分(LTE)
・メインカメラ:810万画素
・インカメラ:240万画素
・サイズ:約141(H)×68.9(W)×8.9(D)mm
・重量:149g
・対応周波数
 LTE:800MHz/900MHz/1.GMHz/2.1GHz
 W-CDMA(3G):800MHz/900MHz/2.1GHz
・WiFi規格:IEEE802.11b/g/n
・Bluetooth4.1、NFC、FeliCaに対応
・カラー:ブラック、ホワイト

関連カテゴリー