シャープ、カロリーの自動測定ができる「からだメイト Watch」発表

2026年6月17日 09時30分更新


 シャープは6月16日、同社初となるスマートウォッチ「からだメイト Watch」(型番:MH-W01)を7月9日から発売すると発表した。生体データ解析技術を用いて食事による摂取カロリーを自動的に測定・記録し、活動量から算出された消費カロリーとの収支バランスを視覚的に把握できることが特徴だ。

 スマートウォッチは心拍数や歩数、睡眠といった活動量データの計測には強みを持つ一方、食事による摂取カロリーについては自己申告でのアプリ入力に依存するケースが多く、記録の継続や精度の面で課題が指摘されてきた。健康管理への関心が高まるなか、摂取と消費の両面からカロリー収支を客観的に捉えたいというニーズも広がっている。

水分や糖の変動から摂取カロリーを自動算出、アプリでデータの一元管理も対応

 からだメイト Watchでは、HEALBEの「FLOWテクノロジー」により、独自の高精度な生体計測を可能にしている。ユーザーが食事を摂取すると、体内で水分移動や糖レベルの変動が発生するが、高周波のインピーダンスセンサーをはじめとする複数のセンサーがこれらの変化を捉える。独自のアルゴリズムで解析することで、ユーザーが料理名や分量を手動で入力しなくても、摂取カロリーが自動的に算出され、本体に記録される仕組みだ。

さらに、体内の水分バランスをリアルタイムで算出する「水分バランス測定」機能も備えており、水分不足など補給が必要なタイミングを検知すると、音と振動でユーザーに通知して脱水状態を防ぐ。こうした計測データやカロリーの収支は時計画面上で直感的に確認できるほか、起床時には前夜の睡眠時間や当日の体調指標も一覧で表示される。

計測された各種データは、同社が提供するスマートフォン向けヘルスケアアプリ「からだメイト」に自動転送される仕組みで、対応OSはAndroid 14以上およびiOS 17以上となっている。アプリ上では皮膚温度や血中酸素レベル、歩数、睡眠、ストレスなどのバイタルデータを一元管理し、グラフや総合スコアとして可視化できる。また、月額600円(税込)の有料プランを契約すると、蓄積データに基づき、管理栄養士が監修した「食事」「睡眠」「運動」「体調」の4分野における具体的な改善アドバイスや分析レポートをアプリ内で受け取ることができる。

ハードウェア面では、本体サイズが約42×42×9.4mm(最厚部11.9mm)、重量は約33gとなっている。ディスプレイには約1.32インチのOLED(466×466ドット)を採用し、カバーガラスにはCorning Gorilla Glass 5を使用。ステンレス製筐体は5気圧およびIPX8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能を備え、ハンドソープでの洗浄にも対応する。

また、同日にはスマートリング「からだメイト Ring」(型番:MH-R01)も発表している。こちらはSOXAIが手がけるセンシング技術を採用した製品で、加速度や心拍、血中酸素レベル、皮膚温度のセンサーにより活動量や睡眠の状態を計測する。WatchとRingはいずれもからだメイトと連携し、蓄積したデータを同一アプリ上で一元管理できる。

SHARP:
2026/06/16 スマートウォッチ「からだメイト Watch」リリース
2026/06/16 スマートリング「からだメイト Ring」リリース

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