普段の支払い方法は「現金」90.2%、QRコード決済の認知は93.3%—MMD研究所

2020年7月28日 10時47分更新


 MMD研究所は、18歳~69歳の男女45,000人を対象に2020年6月26日~29日の期間で「2020年7月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」を実施した。
※アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計している。

■ 普段の支払い方法は「現金」90.2%、「クレジットカード」73.4%、「スマホ決済」37.8%

 18歳~69歳の男女45,000人を対象に、普段の支払い方法について聞いたところ(複数回答可)、トップは「現金」で90.2%、次いで、「クレジットカード」が73.4%、「スマホ決済(タッチ式、QRコード式含む)」(以下スマホ決済)が37.8%という結果となった。

■ QRコード決済の認知は93.3%、内容理解は68.6%、現在利用は34.3%

 18歳~69歳の男女45,000人に、QRコード決済の認知・利用状況について聞いたところ、最も多かったのは「現在利用している」で34.3%となった。次いで、「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」で20.4%、「QRコード決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」で16.6%となった。

 これをファネル分析で見てみると、「認知」は93.3%、「内容理解」は68.6%、「利用経験」は43.3%だった。

■ 最も利用しているQRコード決済サービスの上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」
利用開始時期は2019年後半からの利用が最多

 QRコード決済を現在利用している人(n=15,423)に、最も利用しているQRコード決済サービスについて聞いたところ、トップが「PayPay」で48.7%、次いで、「楽天ペイ」が15.7%、「d払い」が13.4%という結果になった。

 前問で回答した最も利用しているQRコード決済サービスをいつから使い始めたか聞いたところ、「2019年7月~2019年12月」に使い始めたという回答が31.6%と最も多かった。

■ 利用検討のQRコード決済サービスの上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」

 QRコード決済の利用を検討していると回答した人(n=5,059)に対して、最も利用を検討しているサービス名を聞いたところ、トップが「PayPay」で26.5%、次いで、「楽天ペイ」が17.3%、「d払い」が12.5%という結果となった。

【調査概要】
・ 調査期間:2020年6月26日~29日
・ 有効回答:45,000人
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:18歳~69歳の男女
・ 設問数 :6問
 
 
 
 

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