ソフトバンクモバイル、フェリーでのWi-Fiサービスの提供開始

2014年6月29日 10時35分更新


・衛星回線を使用してフェリー上(海上)での国内初の公衆無線LANサービス
・「ソフトバンクWi-Fiスポット」の加入者は無料、他社端末でも事前設定で利用可能

 
 
 ソフトバンクモバイル株式会社は太平洋フェリー株式会社と共同で、航海中に衛星回線を使用して誰でも利用できる公衆無線LANサービスを開始する。

 携帯電話の電波が届かなくなることが多い航海中の船上において、ソフトバンクモバイルが提供する衛星回線とWi-Fi設備を利用してサービスを提供する。Wi-Fi機能を持ったスマートフォン・タブレット端末・パソコンであれば、ソフトバンク契約でなくても利用可能。
 初回利用時には、事前にメールアドレスなどの利用登録が必要。登録したメールアドレスにパスワードが届くため、フェリー乗船前に手続きが必要な点に注意。利用料金は無料だが、1回のアクセスで15分、1日4回までと利用制限がある。
 
 wi-fi環境はどんどん拡大して欲しいところ。フェリー上はもちろん、航空機内もwi-fi展開が進んでいるほか、googleは世界中で気球を飛ばして世界中どこでもwi-fi利用を実現する計画も発表しているほど。昨今業界を賑わせている「通話料定額」などよりも、無料wi-fiエリアの急速な拡大と安定したネットワークの提供に注力して欲しいところ。

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