札幌市営地下鉄、4/26からタッチ決済で乗車可能に。実証実験開始

2025年4月10日 11時24分更新


 札幌市は、札幌市営地下鉄全49駅において、クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験を、2025年4月26日(土)から開始すると発表した。

この実験は、札幌市が設置した「札幌DXラボ」への企業提案がきっかけとなり実現したもの。国内外からの観光客や、普段現金を使っている人が、乗車券を買ったりICカードにチャージしたりしなくても、タッチ決済でスムーズに地下鉄に乗れるようにするのが狙いだ。

全駅の改札に専用リーダー設置

実証実験では、札幌市営地下鉄の全駅に、タッチ決済専用リーダー付きの自動改札機が設置される。
タッチ決済対応ブランドは、Visa、Mastercard®、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。
対象駅は、南北線、東西線、東豊線の全49駅。バリアフリーを考慮して、幅広の改札機を中心に、各改札口に1台ずつ専用リーダーが設置される。

料金は大人普通料金のみ。小児料金や乗り継ぎ割引などは対象外となる。
また、利用履歴は、QUADRACのQ-moveサイトで会員登録すれば確認できる。
<Q-moveサイト>https://q-move.info/
<Q-moveサイトの利用イメージ>

今回の実証実験の詳細は、札幌市の公式サイトで確認できる。
https://www.city.sapporo.jp/st/josyaken/topics/202504.html

関連カテゴリー