ベルシステム24、「頭痛ーる」のデータ利活用のコミュニティに参画
2023年2月9日 12時29分更新
ベルシステム24は、気圧予報に基づく体調管理アプリ「頭痛ーる」のフェムテック領域での新サービス開発等を目指し、1月23日にNTTコミュニケーションズが創設した、フェムテック領域のビジネス共創コミュニティ「Value Add Femtech Community」に参画したことを発表した。
「頭痛ーる」は、気象を起因とする疾患を持った人の「気象や心身の変化による体調不良に備え、その不調を軽減したい」というニーズに応えるべく同社が提供している、気圧予報に基づく体調管理アプリ。気象庁から提供された気圧予報とアプリで毎月120万件収集しているユーザーの体調に関する情報を組み合わせ、導き出された精度の高い気象病予報は多くのユーザーに愛用されているとのこと。月間アクティブユーザー数は100万人、2022年11月には累計1000万ダウンロードを達成した。
一方「Value Add Femtech Community」は、NTT Comが提供する、安心・安全なデータ利活用などを行うことが可能なヘルスケア業界向けプラットフォーム「Smart Data Platform for Healthcare」を活用することで、さまざまなフェムテック関連の事業者間でのデータ連携およびその利活用による新たな高付加価値製品・サービスの開発や提供を行い、エンドユーザである女性のQuality of Life(QOL)の向上を目指す事業者間コミュニティである。
今後は、同コミュニティ参加事業者が保有する予防・治療・ケアなどの各ステージにおける幅広いデータの活用により、データの付加価値を向上させ、新たなヘルスケアサービスの開発を目指すとのこと。また、同コミュニティ参加企業間での、女性の健康やライフステージに関するディスカッションの機会を通じて、女性の心身の健康をサポートする製品・サービスを共同開発するなど、それぞれが保有する様々なアセットを活用したビジネス共創の実現を目指すとのことだ。