東京電力エナジーパートナーとソニーモバイル 、スマートホーム分野でIoTを活用したサービスを構築

2017年8月11日 11時54分更新


 東京電力エナジーパートナー(東電EP)とソニーモバイルコミュニケーションズは、スマートホーム分野でIoTを活用したサービスを構築し、「おうちの安心プラン」を商品化した。また、東電EPでは、同時にもうひとつのプラン「遠くても安心プラン」の受付も開始する。
 
 両社は2016年8月23日にスマートホーム分野において、IoTを活用したサービスの開発と提供に向けた業務提携の検討を開始する基本合意書を締結。その後、昨年12月から2度にわたり、一般ユーザーによるフィールドトライアルを実施し、開発した成果が今回提供を開始する「おうちの安心プラン」となる。
 
 東電EPは、同プランの提供において、顧客基盤およびHEMSを含む電気使用に関する技術やノウハウを活用し、施工とサポート体制の構築を担う。
 一方、ソニーモバイルは、サービスの機器、アプリケーション、IoTプラットフォームの設計、開発並びに構築を担っており、今後もこれらを活かしたスマートホームサービスの拡充を目指すとしており、両社は、今後も機能とオプションの拡充を実施するとしている。
 
 また、東電EPが提供する「遠くても安心プラン」は、離れて住む家族が、いつ、どのような家電を使用したかをお知らせすることで、日々の暮らしぶりを確認することができるサービス。平時とは異なる家電の使い方をした場合や、猛暑の日にエアコンを利用していいない場合などに確認を促すメールを送信する機能があり、遠くに住む高齢の家族を見守ることができる。
 
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