NTTドコモ、「水戸の梅まつり」期間における交通ICTを活用した実証実験を開始
2020年2月17日 10時00分更新
NTTドコモ(以下、ドコモ)、東日本旅客鉄道株式会社水戸支社(以下、JR東日本)、水戸市、茨城県は共同で、「水戸の梅まつり」期間に合わせてICTを活用した観光の活性化に向けた二次交通の実証実験として、オンデマンドバスやシェアサイクルを運行する。
本実証実験は、「水戸の梅まつり」期間中(2月15日〈土〉~3月29日〈日〉)に、ドコモが提供する水戸の梅まつり期間専用の「水戸観光AI運行バス」および「バイクシェア水戸」を、JR東日本が提供する「常磐線でGO!」アプリ内で紹介し、利用者がさまざまな交通手段を選択できるようにすることで、水戸市内の主要な観光スポットへの周遊性の向上を図る。
「水戸観光AI運行バス」では、利用者がWebサービス操作などで簡単に乗車予約することが可能。利用者は時刻表に縛られることなく乗りたいときに乗車し、行きたい目的地に移動することができる。今回の実証実験では、市内の観光施設や商業施設など16施設に乗降スポットを設置し、その区間内を無料で利用できる。
「バイクシェア水戸」では、まちなかに設置された自転車貸出・返却場所(ポート)にある共用の自転車(電動アシスト付き自転車)を、必要な時に借りたり返したりできる。出先での移動手段や、駅から目的地までの「ラストワンマイル」を補完するものとして、全国各地で続々と導入されている。今回の実証実験では、市内の観光施設など10箇所にサイクルポートを設置し、毎回30分間は無料(30分経過後は有料)で利用可能。
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