NTTドコモ、「AI電話サービス」自治体向けパッケージの提供を開始
2021年6月2日 11時24分更新
NTTドコモは、AIを活用して電話応対業務を自動化するソリューション「AI電話サービス」に、新たに自治体向けパッケージを追加し、6月1日から提供を開始した。
同パッケージでは、全国の自治体が広く使えるよう新型コロナウイルスワクチンなどの「予約受付」と、「健康観察・高齢者のみまもり」に対応した2種類の会話シナリオを用意。ユーザーごとに電話応対用の会話シナリオを作成する必要がないため、導入期間の短縮や導入コストが軽減できる。また、業務管理システムであるCRMや業務プロセスを自動化するRPAとの連携を可能としたため、合わせて導入することでさらなる業務の効率化が可能になるとのこと。
たとえば、ワクチン予約の受付に同パッケージを活用することで、AI電話サービスが住民と会話をしながら希望日と空き状況を確認し、予約受付を自動で完了することができる。さらに、CRMと連携することで、予約情報の管理や受付状況を可視化できる。そのほか、RPAと連携し、健康観察やみまもりが必要な高齢者に毎日体調を確認するために自動で電話をかけ、体調の変化を日々確認し経過を観察することも可能となる。
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