Apple、第2四半期の業績を発表、iPhone効果で過去最高の1〜3月期売上高
2014年4月26日 12時35分更新
・Appleの第2四半期決算は、456億ドルと過去最高の売上を記録
・iPhoneの売れ行きが功を奏す
・2014年度第3四半期の業績は売上高として360億ドルから380億ドルの見通し
Appleは2014年度第2四半期の業績を発表した。売上高は456億ドル(前年同期436億ドル)となり、過去最高の売上となった。また純利益は102億ドル(同9億ドル)、売上総利益率は、前年同期の37.5%に対し39.3%に上昇した。なお当四半期の米国市場以外の売上比率は66%と発表している。
AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム・クックは「当四半期の業績、特に、iPhoneの売れ行きが力強く、サービス事業からの収益が過去最高となったことをとても誇りに思います。今後もAppleだからこそ市場に提供できるさらに多くの新製品とサービスを発表することを楽しみにしています」と、述べた。
Appleは2014年度第3四半期の業績については、以下のとおりに予想している。
・売上高として360億ドルから380億ドル
・売上総利益率として37%から38%
この四半期で注目されたのは中国でのiPhone販売だろう。中国では1月にChina MobileでiPhoneが発売となり、2桁成長の13%増を記録するなど、大きな売上増加を獲得することができた。新規獲得ユーザーは、先進国から新興国に移っていくと思われるが、Android陣営がどんどん展開する格安端末などに対して、Appleが先進国で構築した「ブランド力」を今後どのように訴求していくかが課題となる。
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