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KDDI、「Xperia Z2」のオリジナルバージョン「Xperia ZL2 SOL25」発表

 KDDIは5月8日、ソニーモバイルコミュニケーションズのフラグシップモデルである「Xperia Z2」のKDDIバージョンとなる「Xperia ZL2 SOL25」を2014年夏モデルとして発表した。発売時期は5月下旬の予定。カラーはターコイズ、ブラック、ホワイトの3色となる。

 本機は「Xperia Z2」を性能はほぼそのままに5.2インチから5.0インチに縮小し、コンパクトにまとめたモデルである。最大の特徴はカメラ性能にあり、2070万画素を誇るCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」、高精細画質処理エンジン「BIONZ for mobile」、明るさに優れた広角27mmレンズ「Gレンズ」を搭載し、薄暗いところや、被写体が動いていても簡単に綺麗な写真を撮ることができる。また4K動画の撮影にも対応しており、画面を拡大して再生しても美しい動画が撮影可能だ。カメラアプリも充実しており、好みの場面をスローモーションで再生できる「タイムシフトビデオ」、一眼レフで撮影したかのような写真に見せられる「背景ぼかし」、ファンタジーなエフェクトを動画や写真に追加できる「ARエフェクト」などが楽しめる。

 音楽再生においても力を入れており、フロント部には迫力ある音を楽しめるステレオスピーカーが搭載され、仮想的に立体的なサウンドを再現する「S-Forceフロントサラウンド」にも対応する。別売りの対応イヤホン・ヘッドセットを使えばノイズキャンセリング機能も使用できる他、USB-DAC経由のハイレゾ音源の再生も可能だ。

 液晶は「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載。新開発の「Live Color LED」を採用し、従来のモデルより色彩豊かに発色される。

 auの夏モデルの特徴としてはキャリアアグリケーション、WiMAX2+に対応、「Qualcomm Quick Charge 2.0」に対応したACアダプタを使用することによる急速充電が可能となっている。防水・防塵機能、ワンセグ/フルセグ、おサイフケータイも備えており、フラグシップモデルとして申し分のないモデルに仕上がっている。

 主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約137(H)×72(W)×10.8(D)mm、重量は約167g。液晶は5.0インチ1080×1920ピクセル(Full HD)のTFT液晶、CPUは2.3GHzクアッドコアプロセッサを搭載。本体容量は32GBでメモリは3GB。外部メモリはmicroSDXCで最大128GBまで対応。バッテリー容量は3000mAhで連続待受時間は640時間(4G LTEエリア)となる。

KDDI、持ち歩きたくなるタブレット「ASUS MeMO Pad 8」発表

 KDDIは5月8日、ASUS製の8インチサイズのAndroidタブレット「ASUS MeMO Pad 8(エイスース ミーモ パッド エイト)」を発表した。8月下旬発売予定。カラーはパウダーピンク、パールホワイト、メタリックブルーの3色となる。
 
 カラーバリエーションや本体の軽さなど、女性を意識しているのが特徴であり、スマートフォンに続く2台目の端末として手にとって欲しいというのがマルチデバイス化の普及を図るKDDIの狙いのようだ。
 8インチという家でも外出先でも手軽に使える大きさに加え、薄さ7.5ミリ、重さ約300gと持ち運びしやすいサイズになっている。また、8インチという大きさを活かして1つの画面で2つのアプリを同時に使える「デュアル画面モード」を搭載し、動画を見ながらメールをチェックするといった使い方が可能だ。

 なお「ASUS MeMO Pad 8」と同名の製品は過去にも発売されているが、こちらはCPUにインテル最新クアッドコアプロセッサー「Intel Atom Z3580」を国内で初めてタブレットに搭載している他、1920×1200のWUXGA液晶になっており、KDDIから新たに発売される本機の方が高性能となっている。

 主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約213(H)×123(W)×7.45(D)mm(暫定値)、重量は約305g(暫定値)。CPUは2.3GHzクアッドコアIntel Atom Z3580を搭載。本体容量は16GBでメモリは2GB。メインカメラは約500万画素(CMOS)、サブカメラは約120万画素(CMOS)。外部メモリはmicroSDXCで最大64GBまで対応。液晶は8インチ 1920×1200(WUXGA)IPS液晶、バッテリー容量は4350mAhとなる。NFC、クアッドバンドLTE、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、Wi-Fiテザリング(最大8台)、Bluetooth4.0対応。防水・防塵、ワンセグ、フルセグ、赤外線通信には未対応の他、夏モデルの特徴でもあるキャリアアグリケーション、WiMAX2+にも未対応。

iTunes Match、日本でもついにサービス開始

 5月2日、Appleが日本でiTunes Matchのサービスを開始した。利用料は年間3980円となる。海外では既にサービス開始から数年経過しているので、待ち望んでいたユーザーも多いはずだ。

 iTunes Matchはパソコン上に保存されている音楽ファイルをiCloudにアップロードし(25000曲まで、ただしiTunes Storeで購入した曲は除く)、iPhoneなどの端末からそれら楽曲を聞くことが出来るサービスである。これにより膨大な楽曲データを常に端末に保存する必要が無くなり、回線さえつながっていれば容量を気にすることなくどこでも音楽が楽しめるようになる。iTunes Storeで購入した音楽ファイルだけでなく、自分でCDから取り込んだファイルも対象になるのが大きなポイントだ。しかもそれらがiTunes Storeで配信されている楽曲ならば、256kbpsの高音質なAACファイルを利用出来る。再生方法は2通りあり、ストリーミングで再生する方法とiCloudからローカルにダウンロードする方法がある。後者は一度ダウンロードしてしまえばオフラインでも利用できる。

 難点も幾つか挙げられる。まずサービスを申し込んでから実際に利用するまで時間がかかってしまうことだ。手持ちの音楽ファイルをiCloudにアップロードする処理に、現状では膨大な時間がかかってしまっている。次に全ての音楽ファイルがアップロードされるわけではない点だ。200MBより大きい、再生時間が2時間を超える、DRMで保護されている、一定の品質基準を満たしていない、これらファイルは対象外となる。最後にロスレス圧縮したファイルまで256kbpsで再生されてしまうので、普段から高音質で再生している人にとってはかえって音質が劣化してしまう点が挙げられる。

 以上説明してきたが、楽曲を常に持ち運ぶ必要がないというのは画期的なサービスに感じられる。最大10台までの端末をiTunes Matchに関連付けられるので、複数端末を使用している人にとっても、いちいち端末ごとに音楽ファイルを保存する必要がないので魅力的だ。

 LTE等の高速モバイル通信が普及した今、少なくともストリーミング再生が滞ることは起こりづらい。日本ではサービス開始が遅くなってしまったものの、通信インフラが整った現在だからこそiTunes Matchの注目度は上がっていくのではないだろうか。

接続率で1位はKDDI、2位はドコモ、3位はソフトバンクに――全国「道の駅」iPhoneのLTE接続調査

 日経BP社の日経BPイノベーションICT研究所は3月6日、「全国『道の駅』iPhoneのLTE接続調査」の結果を発表した。全国47都道府県の「道の駅」1004ヶ所をiPhone5Sで計測し、LTE接続率とデータ通信速度の実態を調査したものである。

 調査期間は2014年2月7日から2月27日にかけて行われ、現在開業している全国47都道府県の「道の駅」1004カ所が対象となっている。携帯電話事業の主要3社であるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのLTE接続率とデータ通信速度の実態を調査した。
 「道の駅」は近年、地元の農産物の直売や、その食材を使ったレストランなどで人気を博し、観光振興や地域活性化の切り札として注目を集めている。しかしその立地は過疎地が多く、これまで通信環境は決して良好とは言えない状況にあった。LTEが全国に普及しつつある現在、そんな立地にある「道の駅」の通信環境の把握するために調査を実施したという。
 測定場所は各「道の駅」の中心となる商業施設の入口前、もしくはその周辺。調査方法としては「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを用いて同地点でデータ通信を各3回計測し、平均値、接続通信方式について記録。使用端末は3社とも「iPhone5S」が使用されている。計測調査結果は、47都道府県および11エリアに分割し、集計・分析された。
 
・4G/LTE接続率
 

エリア別「道の駅」でのLTE接続率とLTE接続数

エリア別「道の駅」でのLTE接続率とLTE接続数

 
 最も4G/LTEの接続率が高かったのは921カ所とつながったKDDIで、91.7%と高い数字を残した。ドコモが745カ所で74.2%、ソフトバンクが527カ所で52.5%となった。エリア別で見るとKDDIは「首都圏」「北陸」では100%の接続率をほこり、ほかの地域でも「中国」を除いてKDDIが上回っている。KDDIは遠くまで電波が届く性質を持っている800MHz帯のLTE基地局の設置数が多く、「道の駅」は山間部などに設置されているところが多いために、その特徴が好結果につながったものと日経BP社は分析している。

エリア別「道の駅」での4G・LTEと3Gを合わせた接続率と圏外数

エリア別「道の駅」での4G・LTEと3Gを合わせた接続率と圏外数


 
 4G/LTEと3Gを合わせた接続率は、NTTドコモが99.9%、KDDIが99.6%とほぼ100%に近かったのに対し、ソフトバンクは97.7%とやや数字を落としている。圏外だった「道の駅」の数はNTTドコモが1、KDDIが4、ソフトバンクが23となった。

都道府県別「道の駅」でのLTE接続率と、4G・LTEと3Gを合わせた接続率

都道府県別「道の駅」でのLTE接続率と、4G・LTEと3Gを合わせた接続率

 都道府県内のすべての道の駅でLTEがつながるかどうかを見ると、東京都、福井県、山口県、沖縄県では3社のLTEがすべてつながっている。逆に最もつながりにくかった県は和歌山県で、KDDIが64.0%、ソフトバンクが32.0%、NTTドコモが20.0%と非常に低い数字となってしまっている。

・通信速度

エリア別「道の駅」でのLTEデータ通信速度

エリア別「道の駅」でのLTEデータ通信速度

 LTEデータ通信の平均ダウンロード速度が最も速かったのはKDDIで、26.41Mbpsとなった。ドコモは19.88Mbps、ソフトバンクは14.01Mbpsで、KDDIが大きく突き放している。平均アップロード速度はKDDIが7.20Mbps、ソフトバンクモバイルが5.18Mbps、NTTドコモが4.13Mbpsとなった。
4G/LTE、3Gを合わせた全体の平均データ通信速度もみてみよう。ダウンロード速度ではKDDIが24.44Mbps、ドコモが15.27Mbps、ソフトバンクが8.63Mbpsの順となった。アップロード速度はKDDIが 6.69Mbps、ドコモが3.16Mbps、ソフトバンクが3.11Mbpsとなった。

都道府県別「道の駅」でのLTEデータ通信速度

都道府県別「道の駅」でのLTEデータ通信速度

 都道府県別にデータ通信速度をみてみてもほぼ全地域でKDDIが優勢となっており、平均速度での順位結果が反映されていた。
 
 各社がLTEの基地局整備を進めていく中、キャリアごとの通信環境に差がなくなってきていると思われたが、今回の「道の駅」での調査結果では大きく差が出た。特にKDDIが圧倒的優勢を残した一方、ソフトバンクはLTE接続率が約5割しかないというのは印象的だ。端末のラインナップやプランもキャリア選びにおいて重要だが、自身の通信環境こそよく考慮してキャリア選びをするべきだと改めて考えさせられるデータとなった。
 もちろん事業社には今回の結果を基に、サービスの改善に努めてもらいたい。

ローカルエリアの外出先100地点の通信速度調査、ソフトバンクがiPhone、Android共に最速を記録

・ソフトバンクが下り、上りともに最速を記録。Androidは下り速度24.2Mbps
・auは次点の結果も、iPhone5c、Androidともに下り20Mbps超を記録と安定
・NTTドコモは上り速度で劣勢も、Androidの下り50Mbps超が6地点と最多
・エリア別で見ると、下り最速は四国(25.9Mbps)。上り最速は中国(9.4Mbps)

 
 
 ICT総研は3月27日、ローカルエリアの外出先100地点におけるスマートフォン通信速度実測調査結果を発表した。都市部を極力除いた全国のローカルエリアの中で、SA・PAやゴルフ場、神社・仏閣、道の駅など、主にドライブでの外出先になりやすい100地点での電波状況の実態把握を目的としている。
 調査期間は3月8日から3月22日までで、調査手法は100地点の施設入口付近で測定。測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を利用して、下り通信速度、上り通信速度を各3回ずつ測定する形式とした。測定端末はNTTドコモ、au、ソフトバンクのiPhone5cおよびAndroid端末を使用している。

・下り平均速度

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 下りの平均速度ではiPhone、Android共にソフトバンクが最も速い結果を残し、特にAndroidは平均24.2Mbpsという数字を出している。Androidではドコモが僅差でauを上回り次点に位置しているが、iPhoneではauも下回り、平均が18.73Mbpsと唯一20Mbpsに届いていない結果となってしまっている。

・上り平均速度

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 上りの平均速度でもiPhone、Android共にソフトバンクが一番の数字を残している。一方ドコモはiPhone、Android共に3社中もっとも遅い数字となってしまった。

・エリア別平均速度

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 下り平均速度では四国が25.90Mbosで1位となった。次いで北海道、九州となっている。全国で平均20Mbpsを達成しており、地方でもLTEの整備が進んでいることが窺える。上り平均速度では中国が9.44Mbpsでトップに、四国、関東、北海道と続いている。レポートでは地方の結果が良好であるのは、地方であってもLTEエリアカバーされている地点であれば、回線混雑の可能性が少ない上に遮蔽物が少ないことなどが影響していると見られると分析している。

 LTEのような高速通信が普及することで、今後ビデオや音楽のストリーミングサービスなど高速通信を前提としたサービスが今後更に普及してくると思われる。そうした点で地域格差が生まれないよう、各キャリアには一層の高速通信網の整備を期待したい。

DN2014032701_004

 なお詳細なレポートに関しては以下のリンクを参照してもらいたい。
・ICT総研:2014年3月 ローカルエリアの外出先100地点 通信速度実測調査
 http://www.ictr.co.jp/report/20140327000059.html