HUAWEI、OpenStackユーザーが選ぶクラウドベンダーでトップに

2017年11月16日 17時05分更新


 ファーウェイは、「OpenStackサミット」(11月6日~8日、オーストラリア・シドニー)で発表された最新のOpenStackユーザー調査において、OpenStackユーザーが選ぶクラウドベンダーでトップになった。今回の結果は、ファーウェイのクラウドOS「FusionSphere」の業界をリードするテクノロジーとサービス機能がOpenStackユーザーによって認められたことを示す。

ファーウェイ

◆ファーウェイ、OpenStackユーザーが選ぶクラウドベンダーでトップに

 第10回OpenStackユーザー調査には69か国452都市から、IT、通信、教育、金融、製造業などのユーザーが参加した。

 同調査によれば、「運用効率の向上」「イノベーションの加速」「ベンダーロックインの回避」が、ユーザーがOpenStackを選択する理由の上位に挙げられている。OpenStackはオープンソースのクラウド基盤であり、オープン性と高い相互接続性を特長としているため、長期的な投資を検討する企業にとって最適な選択肢と言える。

 ファーウェイはOpenStackフレームワークをベースとし、オープンかつアジャイルで高い効率性を誇るクラウドOS「FusionSphere」を提供することに注力している。ファーウェイは、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド、パブリッククラウドなど、統合アーキテクチャ、サービス、エコシステムのすべてを備えた包括的なクラウドソリューションを利用者に提供しており、OpenStack、コンテナ、ビッグデータ、AI、IoTの各分野におけるイノベーションを推進し続け、パートナーと連携して豊かなクラウドエコシステムを構築している。

 2012年にOpenStackファウンデーションに参画したファーウェイは、オープンソースを基礎とする戦略を堅持し、各オープンソースの機能拡張やコントリビューションに加え、コミュニティへの貢献も継続している。2017年3月には、アジア企業として初めてOpenStackのプラチナメンバーとなったほか、OpenStackの16番目のリリースである「Pike」バージョンでは貢献度でグローバルベンダーで第2位、中国ベンダーで第1位となった。
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 

 

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