ソフトバンクは、一般家庭向け固定電話サービス「おうちのでんわ」を7月5日より提供する。
「おうちのでんわ」は、LTEネットワークを利用し、専用の宅内機器「でんわユニット」と自宅の電話機を接続して利用する固定電話サービス。回線工事不要で、電源があれば家中どこでも設置でき、利用中の「03」などの市外局番から始まる固定電話番号、電話機をそのまま使うことができる。
携帯電話や固定電話との通話やFAXの送受信が可能なほか、警察(110番)・海上保安本部(118番)・消防(119番)への緊急通報も利用できる。
「でんわユニット」本体の大きさは95.2×95.2×49.0mm(幅×奥行×高さ)、重さは約195g。インターネットサービス「SoftBank Air」の専用機器「Airターミナル」から給電ができる仕様となっており、重ねて設置できる。
月額基本料金は980円(税別、以下同)。通話料金は固定電話宛なら全国一律3分7.99円、ソフトバンクの携帯電話宛なら24時間無料となる。
初期費用は、契約事務手数料が800円、番号利用登録料が1000円、番号継続登録料が2000円。この他、オプションサービスとして番号表示(月額400円)、キャッチ電話(月額300円)、着信転送(月額500円)、番号通知リクエスト(月額200円)が用意される。
また、インターネットサービス「SoftBank Air」か、ソフトバンクまたはワイモバイルの携帯電話とセットで契約すると、通常980円の月額基本料金が500円になるセット割引「でんわまとめて割」も提供する。
2017年6月21日