LINE、「Microsoft Azure」のパートナー各社と共同プロジェクト
2021年11月4日 12時10分更新
LINEは、日本マイクロソフトおよび「Microsoft Azure」のパートナー各社と基本合意書を締結し、小売業界のDX支援を目的とした共同プロジェクトを開始すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済・生活、行政、働き方、医療、教育、防災など、多様な分野においてデジタル化が急務となる一方で、オンライン手続きの不具合やシステムの不整合など、日本のデジタル化への課題が浮き彫りとなっている。オフラインでの顧客コミュニケーションが中心であった小売業界においても、オンラインとオフラインを融合させた顧客コミュニケーションなど、新しい生活様式における小売事業者と消費者の関係性の構築が求められている。
このような背景を受けて、これまでAPIを広く外部に提供し、様々な領域におけるユーザーフレンドリーなUXを開発し、ユーザーがストレスなく企業のサービスを受けることができるフリクションレスな顧客体験の提供を推進してきたLINEと、クラウドインフラサービス市場における高い技術力を保有する日本マイクロソフトは、今年5月に発表したMaaSの共同プロジェクトに続き、小売業界のデジタル化をUXとクラウドインフラサービスの両方から支援するために、共同プロジェクトを開始する。LINEのAPIとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を掛け合わせたソリューションの開発によって、小売におけるフリクションレス・プライスレス・ボーダーレスな顧客体験を実現するとのことだ。
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