BtoB企業 Web担当者の半数が自社Webサイト・グローバルサイトの効果に不満?
2014年4月23日 15時32分更新
・株式会社アイ・エム・ジェイによる「BtoB 企業の Web マーケティング活動」に関する調査
・BtoB 企業の中で「販促・マーケティングの年間予算が1億円以上」の企業は全体の 21.2%
・BtoB 企業の Web 担当者の 79.9%が「自社 Web サイト活用」に取り組んでおり、 その内 49%が「効果が出ていない」と感じている
■BtoB 企業の中で「販促・マーケティングの年間予算が1億円以上」の 企業は全体の 21.2%
BtoB 企業の販促・マーケティング年間予算で、もっとも多かったのは「1億円以上」の 21.2%だった。
また販促・マーケティング年間予算が前年度より増額された企業は 16.8%であり、前年度並みと回答した企業は 65%となっている。
■BtoB 企業の Web 担当者の 79.9%が「自社 Web サイト活用」に 取り組んでおり、その 49%が「効果が出ていない」と感じている
販促・マーケティングについて「効果が出ていない」は「できている・効果あり」をほぼすべての施策で上回っている。「取り組んでいる」担当者の約 53%は「効果が出ていない」と感じている。「自社 Web サイト活用」に「取り組んでいる」は79.9%と最も高い施策だが、同時に「効果が出ていない」と回答した比率も最高値だった。
BtoB市場はBtoC市場に比べてどうしても取引先との関係性が強くなるため、ネット完結が難しいことが予想される。
そんななか最近注目を集めているのはマッチングサイトと言われるもの。本来は個別に販促費用を用意するのが難しいフリーランスや零細企業向けに始まったサービスだが、規模が大きくなるにつれ比較的大手の企業も参入するようになっている。利用者からすると探しやすさはもちろん、マッチングサイトに掲載されていることへの安心感もあると思われる。
現在はさらにマッチングサイトの中でも差別化が始まり、登録企業数だけではなく評価の高い企業のみを登録したマッチングサイトなど乱立し始めている。
BtoB市場の販促・マーケティングのあり方も変わってきているようだ。