Slack、同時接続ユーザー数が新型コロナの影響で大幅増、25日に1250万人の過去最高記録
2020年3月30日 10時15分更新
ビジネス向けのメッセージツール「Slack」を提供するSlack Technologiesの最高経営責任者(CEO)スチュワート・バターフィールド氏は3月26日(現地時間)、同社サービスへの新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響について自身のTwitterアカウントの連投ツイートで説明した。
同氏のツイートによると、Slackの同時接続ユーザー数は3月10日に1000万人、16日には1050万人だったが、25日には1250万人となり、過去最高を記録したという。
他にも、2月1日~3月25日に9000の新規有料ユーザーを獲得したこと、同じ期間中に1ユーザー当たりの1日当たりのメッセージ数が約20%増加したことなどを紹介した。
また、米Microsoftは19日、Slack競合の「Microsoft Teams」のDAU(1日当たりのアクティブユーザー数)が過去7日間で急増し、4400万人以上になったと発表した。Slackの同時接続ユーザーとMicrosoftのDAUを単純に比較することはできないが、Slackは昨年10月、DAUを1200万人と発表した後、数値を更新していない。
バターフィールド氏は連投ツイートの最後に、新型コロナウイルスと戦う最前線にいる人々にはサービスを無料で提供するとツイートし、「covid@slack.com」にメールで申し込むよう促したとのこと。