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GoogleはAndroid6.0の新機能「Now on Tap」の国内サービスを開始

 GoogleはAndroid 6.0を搭載した端末向けに検索新機能「Now on Tap」の提供を開始した。英語に続いて日本語が2言語目での提供となっている。

 これまでスマホを操作している最中、ふとある言葉について検索しようとすると一度ブラウザや検索アプリを立ち上げ、単語を入力するなりペーストするなりしてから検索するのが一連の作業となっていた。それをホームボタンを長押しするだけでできてしまうというのが「Now on Tap」の機能となる。

 「Now on Tap」はホームボタンを長押しすることで現在スマホに表示されている文字を自動的に解析して地名や固有名詞などを抽出し、地名を検索したり、マップで場所を確認したり等のユーザーの操作をサポートするカードを表示してくれる。
 例えば観光情報について掲載されたWebページを見ている時に「Now on Tap」を起動すると、観光名所などを抽出し、それらへの道のり、公式ページ、連絡先が容易に確認できるようカードが表示される。

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 またWebブラウザ上だけでなく、様々なアプリの画面でも起動が可能としている。メールやメッセンジャーアプリで「フォンデュ」が食べたい等のやりとりをしていれば、「Now on Tap」からクックパッドアプリでレシピや必要な食材をすぐに確認できるなど、「Now on Tap」から他アプリの起動も可能だ。
 LINEで待ち合わせ場所や時間について相談しているとすれば、「Now on Tap」で自動的にスケジュールをGoogleカレンダーに登録したり、周囲のお店を食べログで確認できたりするカードが表示される。

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 「Now on Tap」にはこれまでGoogleが培ってきた「ナレッジグラフ」や「自然言語の理解」、「App Indexing」といった技術が用いられており、これらは機械学習により、ユーザーが使えば使うほど処理制度が向上していくとしている。

 「Now on Tap」はこれまでのスマホにおける「検索」という操作をがらりと変える可能性を持つサービスだろう。残念ながらサービス開始時点で、Android6.0を搭載する国内で販売されているスマートフォンは「Nexus 5X」と「Nexus 6P」の2機種のみ。キャリアはOSアップデートに関しては腰が重いため、まだ多くのユーザーは「Now on Tap」を使用する機会は無さそうだ。
 それでもドコモなどは2015年冬春モデルにおいてはOSアップデートを実施すると予告しており、「Now on Tap」の広がりのためにもAndroid 6.0の早い普及をキャリアやメーカーには期待したい。
 

月額課金サービス「YouTube Red」発表、広告非表示やバックグラウンド再生が可能に

 GoogleはYouTubeの有料サービス「YouTube Red」を発表した。月額9.99ドルとなっており、まずは10月28日よりアメリカで開始される。日本での提供時期は未定。

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 「YouTube Red」の会員になることで、広告の非表示、オフライン再生、バックグラウンド再生、「YouTube Red」限定動画の視聴等が利用できるようになる。
 またYouTube上でミュージックビデオや楽曲を利用できる有料サービスであり、現在パイロット版として提供されている「YouTube Music Key」は、新たに「YouTube Music」という名称に変更され、間もなくサービス提供が開始されることも合わせて発表された。こちらも「YouTube Red」に加入していれば新たに料金を支払うことなく利用できる。ゲーム配信サービスである「YouTube Gaming」においても、広告の非表示等の特典は適用されるとしている。

 なおGoogleは定額制音楽配信サービスとして「Google Play Music」を提供しているが、「Google Play Music」と「YouTube Red」のどちらか片方に加入していれば追加料金無しで相互のサービスを利用できるという。音楽だけでなく動画も利用できるとなると、他の音楽配信サービスに無い大きな魅力を持つことになるだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=YL9RetC0ook

NTTドコモはAndroid 6.0を搭載した「Nexus 5X」を発売開始、一括価格はGoogle Playよりも約3万円増

 10月22日、NTTドコモは最新Android OSであるAndroid 6.0 Marshmallowを搭載したスマートフォン「Nexus 5X」の発売を開始した。既にワイモバイルでも発売されている他、Google Playからも購入できる。

ワイモバイル、最新Android OSを搭載した「Nexus 5X」を10月20日に発売(2015/10/16)

Googleストア

 「Nexus 5X」はGoogleがAndroidのレファレンスモデルとして販売しているNexusシリーズの最新モデル。製造はLGエレクトロニクスが担当。最新OSのAndroid 6.0 Marshmallowを搭載し、キャリアから販売されつつもほぼ純粋なAndroid環境を利用することができる。ストレージは32GB版のみ。カラーはQuartzとCarbonの2色。

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 液晶は5.2インチ フルHDディスプレイを搭載し、プロセッサにはヘキサコアの「Snapdragon 808」を採用。またAndroid 6.0で公式にサポートされた指紋認証機能を備える。下り262.5Mbpsの「PREMIUM 4G」やVoLTEもサポートする。国内の対応周波数は、LTEは2GHz(Band1)、1.7GHz(Band3)、800MHz(Band19)、3Gは2GHz、1.7GHz、800MHzに対応。

 割引前の一括購入価格は93,312円(税込、以下同)で、Googleのサイトから購入する場合よりも3万円近く設定されている。月々サポートを適用した際の実質負担金額は33,912円となっており、こちらの方法での購入を前提としているようだ。

 また合わせて複数のキャンペーンも実施される。1つ目は「Nexus 5X スタートキャンペーン」。11月30日までに「Nexus 5X」を購入し、「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」「カケホーダイライトプラン」「データプラン(スマホ/タブ)」のいずれか、もしくは「パケットパック/シェアオプション」に加入すると本体価格が最大10,800円割引される。
 2つ目は「Google Playクーポン プレゼントキャンペーン」。12月31日までに「Nexus 5X」を購入し、キャンペーンに申し込んだ先着10,000名に5,000円分のGoogle Playクーポンが進呈される。
 3つ目は「Google Cardboard プレゼントキャンペーン」。「Nexus 5X」を購入したユーザー全員に段ボール製のVRゴーグルキット「Google Cardboard」がプレゼントされる。

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 上述したように「Nexus 5X」はドコモからだけではなく、ワイモバイルやGoogleストアからも購入することは可能だ。一括購入してMVNOのSIMを刺して使用するという用途であればGoogleストアで購入すべきだろうし、2年縛りと引き換えに安く購入したいのであればドコモやワイモバイルから買うべきであろう。自らの用途に合わせて選択すことが必要だ。

 
 

Googleも音楽配信サービス「Google Play Music」を開始、初回30日間は無料

 9月3日、Googleは音楽配信サービス「Google Play Music」の国内サービスを開始すると発表した。

 「Google Play Music」は月額980円のサブスクリプションサービス。iOSやAndroid OSを搭載したスマートフォンやパソコンから国内外のメジャーおよびインディーズの音楽レーベルが提供する3500万以上の曲を楽しむことができる。
 またサブスクリプションサービスだけでなく、曲やアルバムごとに音楽を購入できるストア機能、CDやiTunesなど既に手元にある曲を最大5万曲までクラウドに保存できるロッカー型サービスも備えるのが特徴だ。
 初回30日間は無料となっており、10月18日までに登録したユーザーは本来月額980円のところ、「永久的に」月額780円で利用できる。

 サブスクリプションサービスではストリーミングで視聴するのが基本となる。もちろんダウンロードすることでオフライン環境でも再生可能だ。独自のアルゴリズムによるレコメンド機能も充実しており、聴きこむほどにユーザーの好みを学習してその人に合った音楽をすすめるようになっている。

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 ユーザーが新しい音楽に出会えるよう、「ステーション」、「ラジオ」、「I’m Feeling Lucky」の3機能も備える。
 「ステーション」ではGoogle Playのエキスパートが厳選したプレイリストが多様に用意されており、ジャンル、アクティビティ、ムードの3分野から、それぞれ気分や好みに合ったものを選択できる。
 「ラジオ」は現在聞いている曲に似た雰囲気の曲を探す機能であり、検索機能でお馴染みの「I’m Feeling Lucky」はユーザーの好みに応じてプレイリストを作成し、再生してくれる機能だ。

 ストアでの販売は1曲150円からで、サブスクリプションサービスに加入していなくても利用できる。
 ロッカー型サービスは最大5万曲までクラウドに保存でき、アップロードした楽曲をスマートフォンから聞けるため容量を気にすることなく視聴できるようになる。こちらもサブスクリプションサービスに加入する必要はなく、無料で利用可能だ。

 「Google Play Music」は2011年にサービスを開始しており、これまで日本では利用することはできなかった。既に国内の定額制の音楽配信サービスはApple Music、AWA、LINE MUSIC等のライバルは出揃っており、市場競争は激化していきそうだ。

https://www.youtube.com/watch?v=Kl88RF6lhl4

Googleは公式ロゴをリニューアル、視認性を高めたデザインに

 9月2日、Googleは公式ロゴのデザインを変更すると発表した。

 新しいデザインはAndroid 5.0以降でも採用されているマテリアルデザインを取り入れたようなゴシック体のデザインになり、またGoogle マイクはロゴと同じ色を組み合わせたカラフルなものとなっている。新しいデザインは近日中にGoogleの各種製品にも表示されるようになるとのこと。

 公式ブログによると、テクノロジーの進歩に伴い、より様々なデバイス・環境からGoogleが利用されるようになることを踏まえ、新しいデザインのロゴは「どんな小さな画面であっても、そこに Google の ”魔法“ が働いていることをお知らせできるように」変更され、「入力方法や端末サイズにとらわれず、シームレスにつながっているコンピューティングの世界」を表現しているという。

 Googleのロゴの変遷は以下のビデオにて説明されている。

次期Android OSのコードネームはMarshmallow(マシュマロ)に、Android 6.0として今秋に提供へ

 GoogleはAndroid OSの次期バージョンである「Android M」のコードネームをMarshmallow(マシュマロ)としたことを発表した。

 これまでGoogleはAndroid OSの開発コードをお菓子の名前にしており、例えば4.4であればkit kat、5.0であればLollipopと名づけてきている。Android Mはバージョン6.0に位置づけられ、正式版は「Android 6.0 Marshmallow」となる。

 Android Mは今年5月末に行われた開発者向けイベントで選考発表されており、今回の発表とともに最終プレビュー版を提供開始している。正式版は秋頃に提供予定で、新たな機能としては指紋認証機能のサポートやバッテリーの回線、アプリ権限の個別管理等が盛り込まれている。

Google、メールアプリ「Inbox」を招待制の限定公開から一般公開へ

 5月28日、Googleはこれまで招待制で限定リリースしていたメールアプリ「Inbox」を一般公開した。iPhone、Android、Webに対応する。

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 「Inbox」は受信したメールを「プロモーション」「ソーシャル」「ショッピング」「旅行」などに自動的にカテゴリ分けをし、視覚的にわかりやすく表示されることでメール処理を手早く行えるようになっているのが特徴だ。例えば「旅行」カテゴリではフライトやホテルの予約メールがまとめて管理され、メールを開かずとも重要な情報が表示されるようになっている。

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 またメールボックス内にメモを追加できる「リマインダー機能」や時間、場所を設定することでメールやリマインダーを表示させる「スヌーズ機能」を備える他、スワイプするだけでメールをアーカイブ(完了)や削除できる操作性も特徴的と言えよう。

 メール処理の内容はGmailと同期されているので、場合によって使い分けることも可能だ。

Inbox by Gmail:http://www.google.com/inbox/

写真・動画をクラウドへ容量無制限に保存できる無料サービス「Googleフォト」リリース

 5月29日、Googleは写真・動画をオンラインへとほぼ無制限に保存できる無料サービス「Googleフォト」をリリースした。従来Google+の一部として提供されてきたが、今回より独立したサービスとして提供される。iPhone、Android、Webに対応。

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 「Googleフォト」へと保存する方法は2種類から選択できる。1つは元のファイルをそのままの品質である「元のサイズ」で保存する方法であり、こちらはGoogleアカウントの保存容量を使用するため、無料のままだと最大15GBまでとなる。
 もう1つの方法は画質はそのままにファイルサイズを圧縮することで、容量無制限に保存できる「高品質」で保存する方法だ。こちらは写真なら最大で1600万画素、動画なら最大1080ピクセルの状態での保存が可能としている。なおどちらも非公開の状態でアップロードされるため、勝手に他人に見られるということは避けられる仕様だ。

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 「Googleフォト」では写真・動画の編集が可能なだけでなく、「人」・「場所」・「テーマ」に応じて自動的にグループ分けをして整理し、該当するキーワードで写真を検索できる機能も備える。またデバイス間で連携し、どこからでも同じ内容を閲覧することが可能だ。スマートフォンの容量が写真・動画で圧迫されている人や、複数の端末を所有している人は特に試してみる価値はあるだろう。

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オフィシャルブログ:http://googlejapan.blogspot.jp/2015/05/google_29.html
Googleフォト:https://www.google.com/photos/about/

Googleは北米にて独自のMVNOサービス開始、LTEとWi-Fiによるシームレスな通信を実現

 4月23日、Googleは独自の通信サービス「Project Fi」を発表した。対応エリアは北米のみで、今のところ日本での提供は予定されていない。

 「Project Fi」の最大の特徴は、既存のLTE通信とWi-Fiホットスポットを仮想的に一元化させ、その場所で最も適切な通信手段に自動的に切り替える仕組みだ。
 Googleが独自の通信設備を持つわけではなく、LTE回線はアメリカの大手キャリアSprintとT-Mobileから借り入れ、 Wi-FiスポットはGoogleが認定した100万以上のスポットを利用する。なお既存のスポットを利用するのでセキュリティ面が心配されるが、その点はAndroid に搭載された機能「Google VPN」を利用することによって通信内容が暗号化される仕組みになっている。

 料金は半従量制を採用。基本料金は20ドルで、この中に通話し放題、SMS無制限、国際SMS無制限、国際通話(1分/20セント)、120か国以上のネットワーク対応が含まれている。
 データ通信は1GB/10ドルで、使用しなかった分は1ドル単位で返金される。

 利用申し込みは招待制となっており、公式サイトよりリクエストが可能となっている。またAndroid OSの機能を利用するため、対象機種は「Nexus 6」のみ。