NTTドコモ、EDGESTデザインに5.4インチIGZO液晶を搭載した「AQUOS ZETA SH-04F」発表

2014年5月16日 11時28分更新

 NTTドコモは5月14日、SHARP製のスマートフォン「AQUOS ZETA SH-04F」を発表した。5月23日より発売予定。カラーはオレンジ、ブラック、ホワイトの3色。
 
 本機でまず目を引くのがその大きな液晶だ。5.4インチの液晶に加えて、フレームを出来る限り細くする「EDGEST」デザインを採用し、画面占有率は81%に達している。しかもフレーム部分が少ないため、本機より液晶が小さい「GALAXY S5」や「Xperia Z2」といった同時発表された機種と端末のサイズは変わらないのはポイントだ。

 赤や緑の発色をより鮮明にする新開発のバックライト「PureLED」と独自エンジン「FEEL artist」により、液晶はさらに美しい発色と明るい表示を実現している。また省電力が売りであるIGZO液晶ディスプレイに、大容量バッテリーを搭載することで抜群の電池持ちを誇る。実使用時間は3日間を超え、連続約160時間の音楽再生でき、フルセグも8時間の視聴が可能となっている。

 カメラの撮影機能も充実している。暗い場所でも人も背景も明るく撮影できる「NightCatchⅡ」、逆光で動きのある被写体でもしっかり撮れる「リアルタイムHDR」、シーンに応じて撮影をガイドしてくれる「フレーミングアドバイザー」、上下左右360℃パラノマ写真が撮れる「全天球撮影」、カメラにかざすだけで英語を日本語に翻訳できる「翻訳ファインダー」、写るものの検索情報を表示する「検索ファインダー」など数多くの機能を搭載する。さらにカメラレンズカバーは指紋や傷が付きにくい特殊なガラスを採用している。

 5.4インチの大画面を採用している一方、持ちやすさや操作性も考慮されている。手にフィットし、滑りにくい「ヘキサグリップシェイプ」という形状に加え、側面のキー配置を工夫することで使いやすさを実現している。また持つだけで画面をONにして新着を知らせたり、動画やテレビを見ている際に手から話すと自動で音量を上げてくれたりする「グリップマジック」も以前のモデルより強化されている。また片手でも操作できるよう、画面全体を縮小して表示する「ワンハンドアシスト」や片手でアクセスできる「クイックランチャー」などの機能が搭載されている。

 ドコモの2014夏モデルの特徴としてはVoLTE、非常用節電機能、急速充電、最新の動画圧縮規格「H.265/HEVC」に対応している。

 主な仕様は次の通りだ。OSはAndroid4.4。サイズは約140(H)×74(W)×9.3(D)mm、重量は約154g。液晶は5.4インチ1080×1920ピクセル(Full HD)のTFTディスプレイ、CPUは2.3GHzクアッドコアプロセッサを搭載。本体容量は32GBでメモリは2GB。外部メモリはmicroSDXCで最大128GBまで対応。バッテリー容量は3300mAhで実使用時間は約101.7時間となる。カメラの画素数は1310万画素。防水、赤外線通信、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイに対応している。

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