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auは「isai vivid」に牛革を使用した「レザーブラウン」「レザーブラック」を追加へ

 KDDIと沖縄セルラーは2015年夏モデルとして発売した「isai vivid LGV32」に、牛革を使用した「レザーブラウン」「レザーブラック」の2つをカラーバリエーションに加えると発表した。11月20日より発売される。

KDDI、超高精細ディスプレイを備えた「isai vivid LGV32」を販売開始

「レザーブラウン」と「レザーブラック」には植物性タンニンなめしを施した天然皮革が使用され、湿った環境でも腐敗しないようにするなど後処理加工にこだわりをみせている。また背面の縫い目には高級ブランドの革製品に使われる糸を製造する、ギッターマンの「Mara」を使用したことで高級感溢れるデザインに仕上っているのが特徴だ。
 「isai vivid LGV32」は既に発売している「シャンパン」、「ホワイト」、「ブラック」に今回の2色が加わることで、全5色のカラー展開となる。

 「isai vivid LGV32」はKDDIがLGエレクトロニクスと共同開発をしたKDDIオリジナルのAndroidスマートフォン。超高精細ディスプレイの「IPS Quantum ディスプレイ」と、一眼レフカメラに近い撮影体験ができる高性能カメラが大きな特徴だ。IPX5/IPX7相当の防水性能を備えるが、今回のレザー仕様のモデルにおいては水場での取扱いは注意すべきだろう。

KDDI、超高精細ディスプレイを備えた「isai vivid LGV32」を販売開始

 5月29日、KDDIは2015年夏モデルとしてLG製Androidスマートフォン「isai vivid LGV32」の発売を開始した。本体価格は77,760円(税込、以下同)、毎月割を適用すると実質負担額は37,800円となる。

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 「isai」シリーズはKDDIがLGエレクトロニクスと共同開発をしているKDDIオリジナルスマートフォン。今回の「isai vivid LGV32」はauスマートフォン史上最高の高精細ディスプレイと謳う「IPS Quantum ディスプレイ」と、一眼レフカメラに近い撮影体験ができる高性能カメラが大きな特徴と言える。

 「IPS Quantum ディスプレイ」によって前モデル「isai VL」よりも色再現範囲18%、コントラスト比50%、輝度25%と進化しており、更に消費電力も11%減と向上させている。液晶サイズは5.5インチ、解像度はWQHD(2560×1440)で、圧倒的な高精細ディスプレイを誇ると言えよう。

 カメラは約1,600万高画素CMOSセンサーを搭載。F値1.8の明るいレンズ「LASER CAMF1.8」に1/2.6サイズの大型イメージセンサーを採用している。また3軸光学式手ぶれ補正も搭載し、マクロ撮影から望遠撮影までカバー。この他にも約0.5秒でカメラが起動するクイックショット、レーザーオートフォーカス、撮影時にホワイトバランスや露出補正など様々な設定を行えるマニュアルモードもあり、一眼レフに近いカメラ撮影を追求している。

 またセキュリティ面を強化したシークレット機能も特徴的だ。シークレット機能ではアドレス帳や電話の着信通知、LINE通知、g他ラリーの画像などを非表示に設定できる他、不在着信をユーザーにだけ分かるサインで通知する機能も備える。また「isaiシリーズ」には画面上で設定した位置をタップすることで画面ロックを解除できる「ノックコード」という機能が搭載されてきたが、「isai vivid LGV32」では画面がオフの状態でも「ノックコード」を利用することでシークレット機能の切り替えを行えるようになっている。

 OSはAndroid 5.1、CPUは6コアのものを搭載。通信速度は下り最大225Mbpsで、au 4G LTEのキャリアアグリゲーション(CA)、WiMAX 2+のCA、VoLTE、ワンセグとフルセグ(アンテナケーブルが必要)、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、防水・防塵機能、ハイレゾ再生にも対応する。

 主な仕様は以下の通り。
・OS:Android 5.1
・CPU:MSM8992 / 1.8GHz(デュアルコア)+1.4GHz(クアッドコア)
・メモリ:3GB
・本体容量:32GB
・外部メモリ:microSDXC (最大128GB)
・液晶:約5.5インチ AH-IPS液晶
・解像度:WQHD(2560×1440)
・バッテリー容量:3,000mAh
・連続通話時間:約1,300分(VoLTE)
・連続待受時間:約380時間(4G LTE/WiMAX 2+)
・メインカメラ:約1610万画素 CMOS
・インカメラ:約210万画素 CMOS
・サイズ:約150(H)×76(W)×10.3(D)mm
・重量:約150g
・WiFi規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.1、フルセグ、ワンセグ、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、防水・防塵(IPX5/IPX7・IP6X)に対応
・カラー:シャンパン、ホワイト、ブラック

NTTドコモ、ミッキーの小窓がついたフリップカバーも同梱した「Disney Mobile on docomo DM-01G」を販売開始

 5月29日、NTTドコモは2015年夏モデルとしてAndroidスマートフォン「Disney Mobile on docomo DM-01G」の販売を開始した。本体価格は83,592円、月々サポートを適用すると実質負担額は49,248円となる。

 「Disney Mobile on docomo DM-01G」はドコモとディズニーがコラボした「Disney Mobile on docomo」シリーズの最新モデルであり、2015年春公開のディズニー映画「シンデレラ」を始めとしたディズニーコンテンツが豊富に搭載されている。
 今回はLG Electronicsが初めて製造を担当しており、「LG G3」を大幅にカスタマイズした端末となっている。

 「DM-01G」の大きな特徴はスワロフスキー・クリスタル付きの「ミッキーウィンドウカバー」だろう。本体カラーのPowder Blue、Pure White、Prettey Pinkにそれぞれ合わせたフリップ型カバーが同梱され、ミッキーマウス型のウインドウが設けられている。
 フリップカバーを閉じていても、このウインドウを通して着信やメールの通知や天気、歩数計だけでなく、設定してあるテーマに合わせてイルミネーションやアニメーションが表示されるようになっている。

 テーマは「シンデレラ」、「ミッキーマウス」、「アナと雪の女王」、「リトルマーメイド」、「不思議の国のアリス」の5つの作品が用意されており、選択した作品によって壁紙からロック画面、着信音などがテーマに合わせてまとめて設定されるのが特徴だ。なかでも「ライブ壁紙」では端末の傾きに連動し奥行きが表現される世界観とリッチなアニメーションが楽しむことができる。
 映画「シンデレラ」のコンテンツもあり、ライプ壁紙の持別配信や、ホーム画面で2回シェイクするとサプライズアニメーションが表示される「シンデレラ モーメント」等が用意されている。また「ディズニーマーケット」に登録することで100以上のアプリと3万以上のコンテンツが無料で利用できる。

 端末としては、OSはAndroid 5.0、液晶は5.2インチ フルHD IPS液晶を搭載。ディスプレイをユーザーが設定したパターン通りにタッチするとロックが解除される「ノックコード」といったLG製ならではの機能も備える。
 カメラはメインカメラが約1320万画素、インカメラが有効約240万画素。VoLTEには対応しているが「PREMIUM 4G」には対応しておらず、下り最大150Mbpsとなっている。
 この他には防水・防塵(IPX7・IP6X)、ワンセグ/フルセグ(別途アンテナケーブルが必要)、おサイフケータイ(NFC・FeliCa)、ハイレゾ再生(別途ハイレゾ対応のヘッドセットやスピーカーが必要)に対応する。

 主な仕様は以下の通り。
・OS:Android 5.0
・CPU:MSM8974AC / 2.5GHz クアッドコア
・メモリ:2GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDXC (最大128GB)
・液晶:約5.2インチ IPS液晶
・解像度:フルHD(1920×1080)
・バッテリー容量:2920mAh
・連続通話時間:約990分(VoLTE)
・連続待受時間:約460時間(LTE)
・メインカメラ:約1320万画素 CMOS
・インカメラ:約240万画素 CMOS
・サイズ:約144(H)×74(W)×9.6(D)mm
・重量:約149g
・WiFi規格:IEEE802.11a/b/g/n
・Bluetooth4.0に対応
・カラー:Powder Blue、Pure White、Prettey Pink

KDDI、国内キャリアでは初となるFirefox OSスマートフォン「Fx0」発売――ウェブの「ものづくり」を徹底支援

 12月25日、KDDIは国内キャリアでは初となるFirefox OS搭載スマートフォン「Fx0」の発売を開始した。先日開催された発表会で田中社長は「ビジネスのことを全く考えていない」と述べるなど、いわゆる”ギーク”向けの端末となっている。

 まず始めにFirefox OSについて簡単に説明したい。Firefox OSはパソコンのブラウザ「Firefox」やメールソフト「Thunderbird」を開発しているMozillaによって開発されたスマートフォン・タブレット向けのOSだ。iOS、Androidに続く「第3のOS」として最も注目されているOSであり、海外では新興国を中心にシェアを伸ばしてきている。その特徴はオープンソースのOSとして開発されていることにあり、利用者は無償で使用・カスタマイズできるようになっている。そのため安価に端末を開発でき、1万円を下回る価格で販売されている端末もあるほどだ。
 またFirefox OSのアプリはJavaScriptとCSSといった「HTML5」で作成されるwebアプリであることにも特徴がある。そのため開発が容易であることや、webアプリであればFirefox OSは様々なアプリをスムーズに動作させることができるなどのメリットが挙げられる。
 Firefox OSは上述したように低価格スマートフォンに採用されることがほとんどであり、ハイスペックスマートフォンを志向する日本市場では展開が難しいと思われてきた。しかし今回の「Fx0」以前に「Flame」という開発者向けの端末が2014年夏に日本で一度発売されたのだが、瞬時に売り切れてしまった経緯がある。数こそ多くないものの、Firefox OS搭載端末を望んでいた日本のユーザーにとって、それだけ「Fx0」は待ち望んだ端末であったはずだ。

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 「Fx0」はLGエレクトロニクス製で、これまで海外で発売されてきたFirefox OS搭載スマートフォンと比較すると最先端の端末となる。液晶は4.7インチHD IPS液晶ディスプレイを搭載、CPUにはクアッドコアのMSM8926 1.2GHzを採用し、RAMは1.5GB、ストレージ容量は16GBとなっている。メインカメラは800万画素、インカメラは210万画素で、LTE通信にも対応しており、日本の基準で言えばミドルスペックのスマートフォンとなっている。
 特徴はデザイナーの吉岡徳仁氏によって手がけられたこだわりのデザインにある。Firefox OSのオープン性を象徴するスケルトンボディとなっており、中の機器が見えるようになっている。ホームキーにはFirefoxロゴをあしらい、更にこのデザインに合わせて専用のネジまで開発したこだわりようだ。
 microSDXC、NFCに対応し、ネイティブアプリとしてLINEやFacebook、TwitterやNAVITIMESがインストールされている。日本語入力にはオムロン社製 iWnn IME for Firefox OSも搭載されているので、文字入力で不便を感じることは少ないだろう。

 メールとインターネット、SNSを少し見るくらいでは充分な機能を持つとはいえ、やはり万人には勧められないだろう。「Fx0」、およびFirefox OSがギーク向けと言われる所以は、その最大の特徴が「つくる」ことにあるからだ。
 これまでもKDDIはFirefox OSを採用した開発ボードの「Open Web Board」や、GUIを採用した開発ツールの「Gluin」といった開発環境を提供してFirefox OSを支援してきたが、この「Fx0」にもその意匠は込められている。例えばプリインストールされている「Framin」というアプリでは、プログラミングの知識がなくても画像や動画と「Fx0」のセンサーを利用したオリジナルのロック画面が作成できる。また「Fx0」の外観も3Dプリンタ用のデータを公開することで自由に変えられるようにするなどの徹底ぶりだ。
 Web技術を通してモノとWebがつながる世界観「WoT (Web of Things)」も意識しており、「Fx0」同士をタッチするだけでローカルネットワークを構築して写真や動画を共有できる「Web-cast」機能を搭載。また「Fx0」のウェブサーバー機能と開発ツール「Gluin」を組み合わせることによって様々なデバイスとリンクすることも可能だ。ここに3Dプリンターと開発ボード「Open Web Board」を組み合わせることで、個人でも「WoT」の世界を創造できる可能性がある。
 KDDIの「au Firefox OS Portal Site」では各々が作成したツール等を公開できる「Creator Showcase」というサイトも準備するなど、「Fx0」を用いたクリエイティブな活動を徹底支援する姿勢だ。
 
 
 端末料金は一括払いの場合、4万9680円。料金プランは「Fx0」専用のデータプラン「LTEフラット cp(f・2GB)」が用意されており、月間データ容量上限が2GBで月額3,500円となっている。更に新規契約 (MNPを含む)の場合は「Fx0おトク割」が適用され、最大2年間基本使用料が0円となる。まとめると月額使用料は以下の通り。

・新規契約(MNP含む)
基本使用料:LTEプラン(「Fx0おトク割」適用時) 0円 + データ定額サービス:LTEフラット cp (f・2GB) 3,500円 + インターネット接続サービス料:LTE NET 300円 = 3,800円
・機種変更
基本使用料:LTEプラン 934円 + データ定額サービス:LTEフラット cp (f・2GB) 3,500円 + インターネット接続サービス料:LTE NET 300円 = 4,734円

 なお「電話カケ放題プラン」とセットでの加入が必要になるが、「データ定額2/3/5/8/10/13」も選択可能だ。12月25日からau Online Shop、au SHINJUKU、au NAGOYA、au OSAKA、au FUKUOKAで発売。2015年1月6日からは全国のauショップなどでも購入できるようになる。
 
 
 以前から噂されていたが、ついにKDDIのFirefox搭載スマートフォンが発売された。徹底的に「つくる」ことに拘っており、人によってはこれを機にweb製作に携わってみようと思わせる魅力は詰まっている。またFirefox OSはまだまだ発展途上のOSをであるため、その進化の過程を最前線で楽しむこともできるだろう。
 一方で残念な点は価格だ。やはりFirefox OS自体を1台目のスマートフォンとして運用するのはまだリスクがあるだろう。そのため多くのユーザーは2台目として使用することが想定されるが、MVNOが普及しつつある今、月間通信容量2GB/980円で運用できるのを考えると、月額3,800円というのは維持費としてはかなり高い。子会社であるUQ mobileの格安SIMでの運用も可能にすべきではなかったのではないだろうか。
 また端末も日本ユーザーに合わせてミドルスペックに仕上げたのだろうが、日本でのFirefox OSの普及を考えるならばデザインも簡素にした安価な端末でも良かったのではないか、という疑問も湧いてくる。Androidスマートフォンならば同等のスペックで3万円大で購入できることを考えると、Firefox OS自体がオープンソースで作られている分、価格で壁を作ってしまっているのは皮肉な戦略ミスだと指摘せざるをえない。本当に「ビジネス抜き」で考えているならば、この辺りも新しい試みを取り入れて欲しかった。

 端末のスペックは以下の通り。
・OS:Firefox 2.0
・CPU:MSM8926 1.2GHz クアッドコア
・メモリ:1.5GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDXC(最大64GB)
・液晶:約4.7インチ IPS液晶
・解像度:HD(1280×720)
・バッテリー容量:2370mAh
・連続待受時間:約720時間(LTE)
・メインカメラ:800万画素
・インカメラ:210万画素
・サイズ:約139(H)×70(W)×10.5(D)mm
・重量:約148g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n
・対応周波数(国内):4G LTE(800MHz/2GHz)/3G
・Bluetooth3.0対応
・カラーはゴールドのみ

UQ mobile、京セラ製「KC-01」とLG製「LG G3 Beat」の2台のAndroidスマートフォン発売

 12月18日、KDDIの回線を利用したMVNOサービス「UQ mobile」のサービスがスタートした。端末ラインナップとして、京セラ製「KC-01」とLGエレクトロニクス製「LG G3 Beat」の2台のAndroidスマートフォンが用意されている。本記事においてはこの2台について解説したい。

・「KC-01」

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 「KC-01」はOSにAndroid4.4を搭載し、ディスプレイは約4.5インチ qHD(960×540)TFT液晶を採用したコンパクトなスマートフォンだ。CPUには1.2GHzのクアッドコアCPU、メモリは1.5G、ストレージ容量は8Gとミドルスペックでありながら、京セラ製スマートフォンらしくIPX5/7相当の防水、IP5X相当の防塵機能を備えており、アウトドアなどシーンを選ばず活用できる。また京セラらしさという点では、周囲が騒がしい環境でもクリアな音質で通話ができる「スマートソニックレシーバー」も搭載されている。
 メインカメラは800万画素、インカメラは200万画素となっている。カラーはブラックのみで、一括払いでの価格は2万9760円(税別)。

・「LG G3 Beat」

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 「LG G3 Beat」はLGエレクトロニクスがグローバル市場に展開している「LG G3」をベースに、よりコンパクトに「つかいやすさ」を追求したモデルとなっている。液晶は狭額縁ベゼルの約5.0インチTrue IPS HDディスプレイを搭載。限りなくフレームを補足することによって片手での操作もしやすいサイズとなっている他、持ちやすさを追求したラウンドフォルム、指紋が付きにくいメタリックスキンのミニマルデザイン採用し、スタイリッシュな外観となっている。ボディカラーはホワイト、チタンの2色。
 
 特徴は外観だけでなくカメラ性能にもある。レーザーを活用することで一瞬で焦点を合わせる事が可能となる「レーザーオートフォーカス」機能を搭載し、「タッチ&ショット」によって一度のタッチで焦点合わせと撮影ができ、従来の端末よりスピーディーに撮影することができる。また自撮りをする際は、サブカメラに向けて手を開くジェスチャーを行うと撮影が行えるなど、手軽にカメラを楽しむことを追求しているモデルだ。カメラは800万画素のものを搭載。
 この他KDDIのisaiシリーズでも採用されている「ノックコード」によって、電源キーを押さなくても画面をタップするだけでスリープと画面ロックを解除できるようになっている。一括払いでの価格は3万4800円(税別)。

 「KC-01」、「LG G3 Beat」共にMVNOサービスが提供する端末としては珍しくSIMロックフリーモデルではないので注意が必要だ。詳細なスペックは以下の通り。

「KC-01」
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm MSM8926 1.2GHzクアッドコア
・メモリ:1.5GB
・本体容量:8GB
・外部メモリ:microSDHC(最大32GB)
・液晶:約4.5インチ qHD TFT液晶(960×540ドット)
・バッテリー容量:2000mAh
・連続待受時間:約440時間
・メインカメラ:約800万画素
・インカメラ:約200万画素
・サイズ:約127(H)×64(W)×11.1(D)mm
・重量:約133g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n
・Bluetooth4.0対応
・防水・防塵(IPX5/7・IPX5)に対応
※LTE対応はカテゴリー3のため、最大ダウンロード速度は100Mbpsまで

「LG G3 Beat」
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm MSM8926 1.2GHzクアッドコア
・メモリ:1GB
・本体容量:8GB
・外部メモリ:microSDHC(最大32GB)
・液晶:約5.0インチTrue IPS HDディスプレイ(1280×720ドット)
・バッテリー容量:2460mAh
・連続待受時間:約600時間
・メインカメラ:約800万画素
・インカメラ:約130万画素
・サイズ:約138(H)×70(W)×10.3(D)mm
・重量:約135g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n
・Bluetooth4.0対応
・赤外線リモコン、NFC(情報取得のみ)に対応
こちらはLTEカテゴリー4に対応しているため、最大速度は150Mbpsとなっている。

KDDI、VoLTE対応の2014冬モデルスマートフォン「isai VL LGV31」および「URBANO V01」発売開始

 12月12日、KDDIはauスマートフォンとしてVoLTEに初対応する新スマートフォン「isai VL LGV31」および「URBANO V01」の販売を開始した。 また次世代音声通話サービス「au VoLTE」も同日から開始する。

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 「au VoLTE」は4G LTEネットワークを活用した次世代音声通話サービスだ。既にNTTドコモはこのVoLTEをこの夏から提供開始しており、やや遅れることとなったがKDDIも遂にサービススタートとなる。「au VoLTE」によって、従来KDDIが採用していた3G方式では不可能であった通話中でのデータ通信が行えるようになり、それに伴いKDDIはVoLTE活用した様々な通話サービスを開始する。詳しくは以前の記事を参照してもらいたい。

・ついにauでもVoLTEスタート、3Gを捨て「Always 4G LTE」へ

 注意点としては「au VoLTE」に対応するのは現在のところ今回発売された2機種のみとなり、以前に発売された端末は新たに対応しない点だ。またVoLTEはKDDIの端末同士でしか使用できず、ドコモのVoLTE対応スマートフォンとでは使用ができない点も挙げられる。サービスが開始されたばかりとはいえ、しばらくは使用できるユーザーは相当限られてしまうだろう。

 今回発売された「isai VL LGV31」と「URBANO V01」は両者とも2014年夏モデルのマイナーチェンジ版となる。「au VoLTE」への対応は勿論だが、国内3G通信に対応しない点も大きな特徴であると言えよう。大まかな性能は以下の記事の通り。

・KDDI、LGと共同開発した超高解像度ディスプレイ搭載のオリジナルスマートフォン「isai FL」発表
・KDDI、大人向けブランド最新モデル「URBANO L03」発表

・「isai VL LGV31」
 「isai VL LGV31」はLGエレクトロニクス製のAndroidスマートフォン。2014年夏モデルの「isai FL LGL24」との違いはメインメモリが2GBから3GBに強化されている点くらいだろう。カラーバリエーションを除けば、デザインもほとんど変化はない。しかしながら夏モデル「isai FL LGL24」の時点で充分な性能を誇っており、メモリが増えた分まだまだ一線級のスペックを持つ。

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 フルHDの約1.8倍の解像度であるWQHD(2560×1440ドット)5.5インチディスプレイ、3000mAhの大容量バッテリー、約1320万画素のメインカメラ等を搭載。ボディを振ることでさまざまな情報を表示する「isaiモーション」や画面をタップするだけでロック解除「ノックコード」、独自インターフェイスのインタフェースの「isaiスクリーン」といったisaiシリーズ独自機能も健在だ。
 キャリアアグリケーション、WiMAX2+、ワンセグ・フルセグ、防水・防塵(IPX5/7・IP6X)、おサイフケータイ、NFC、ハイレゾ音源の再生に対応。カラーはブラック、アクア、ピンクゴールドの3色。本体価格は79,920円。毎月割の適用によって実質負担額は32,400円となる。
なおisai VL発売記念としてキャンペーンが実施され、isai VLを購入したユーザー先着10,,000名にアプリや映画、書籍など様々なコンテンツと交換できるGoogle Playプロモーションコード5,000円分がプレゼントされる。

・「URBANO V01」
 「URBANO V01」は京セラ製Androidスマートフォン。夏モデルである「URBANO L03」と基本的なスペックは同じである。デザインも大きく変更はないが、物理キーやカメラのレンズリング部分に新たにメタルパーツを使い、高級感を増している。ディスプレイには落としても割れにくいガラス「Dragontrail X」を引き続き採用し、強度面も健在である。

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 騒がしい環境でも通話をクリアな音声で行える京セラ独自機能「スマートソニックレシーバー」はVoLTEの対応により、一層活かすことができるだろう。通話品質を追求したいユーザーにおすすめできる端末となっている。
 キャリアアグリケーション、WiMAX2+、ワンセグ、防水・防塵(IPX5/7・IP6X)、おサイフケータイ、NFに対応。カラーはロイヤルブルー、プラチナホワイト、フォレストグリーンの3色。本体価格は68,040円、毎月割の適用によって実質負担額は27,000円となる。

 両端末のスペックは以下の通り。

「isai VL LGV31」
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm Snapdragon MSM8974AC クアッドコア2.5GHz
・メモリ:3GB
・本体容量:32GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:約5.5インチAH IPSディスプレイ
・解像度:WQHD(2560×1440ドット)
・バッテリー容量:3000mAh
・連続待受時間:580時間(LTE)
・メインカメラ:約1320万画素
・インカメラ:約130万画素
・サイズ:約145(H)×76(W)×10.5(D)mm
・重量:約154g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.0対応
・4K動画撮影、キャリアアグリケーション、WiMAX2+、ワンセグ・フルセグ(TVアンテナケーブルが必要)、防水・防塵(IPX5/7・IP6X)、おサイフケータイ、NFC、ハイレゾ音源の再生に対応

「URBANO V01」
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm Snapdragon MSM8974AB クアッドコア2.3GHz
・メモリ:2GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:約5インチTFTディスプレイ
・解像度:フルHD(1,920×1,080ドット)
・バッテリー容量:3000mAh
・連続待受時間:750時間(LTE)
・メインカメラ:約1300万画素
・インカメラ:約97万画素
・サイズ:約141(H)×70(W)×9.9(D)mm
・重量:約155g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.0対応
・キャリアアグリケーション、WiMAX2+、ワンセグ、防水・防塵(IPX5/7・IP6X)、おサイフケータイ、NFCに対応