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ドコモは4Kディスプレイを搭載した「Xperia Z5 Premium SO-03H」を発売開始

 11月20日、NTTドコモは世界初4Kディスプレイをスマートフォンに搭載したソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z5 Premium SO-03H」の発売を開始した。ドコモオンラインショップにおける一括価格は93,312円(税込、以下同)。月々サポートを適用させた際の実質負担額は新規・機種変更で71,280円、MNOで39,528円となる。

 「Xperia Z5 Premium」の最大の特徴はやはりディスプレイだ。5.5インチ(3840×2160)の4K対応ディスプレイを搭載し、4K対応のコンテンツをそのままの画質で味わえる。もちろん本機種のカメラでは4K録画でき、それをそのままの画質で再生できる。4K動画からは約800万画素の静止画切り出しも可能だ。
 また4Kに対応していないコンテンツでも、YouTubeなど一部動画に関しては「4Kアップコンバート」機能によってアップスケーリングされ、4K相当の高画質で楽しめるようになる。

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 デザイン面では背面に光沢仕上げのガラスを使用することで、「Premium」を冠するように高級感を演出。Xperia Zシリーズの「オムニバランスデザイン」も継承している。

 「Xperia Z5」シリーズ共通の最新機能も多数搭載する。本体側面の電源ボタンにはXperiaシリーズ初の指紋認証機能を備え、メインカメラは2300万画素の新型CMOSセンサーを採用し、0.03秒オートフォーカスを実現する。オーディオ面ではソニー製のイヤホンを使うことでハイレゾ再生とノイズキャンセリングの両立を可能にしている。

 この他、VoLTE、ワンセグ、フルセグ、NOTTV、おサイフケータイ、防水・防塵(IPX5・8/IP6X)に対応。防水面ではキャップレス防水になった他、水滴が付いてもご作動が起こりにくいよう、改良されている。

 主な仕様は以下の通り。
・OS:Android 5.1
・プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 810(MSM8994) オクタコア(2.0GHz+1.5GHz)
・メモリ:3GB
・本体容量:32GB
・外部メモリ:microSDXC(最大200Gバイト)
・液晶:5.5インチ TFT液晶 トリルミナス ディスプレイ for mobile
・解像度:4K(2160×3840)
・バッテリー容量:3430mAh
・連続待受時間:約490時間(LTE)
・連続通話時間:約1330分(LTE)
・メインカメラ:2300万画素
・インカメラ:510万画素
・サイズ:約154(H)×76(W)×7.8(D)mm
・重量:181g
・WiFi規格:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
・Bluetooth 4.1
・カラー:Chrome、Black
 

NTTドコモ、メールやLINEで「ちょっとした」プレンゼントを贈れる「ギフトコ」を発表

 NTTドコモはちょっとした少額のプレゼントを手軽に贈ることができるソーシャルギフトサービス「ギフトコ」を発表した。12月1日よりサービス開始予定。

 ギフトを贈る側はスマートフォンで「ギフトコ」のWebページもしくはアプリからギフトを購入し、相手にメールやLINEを通じてギフトチケットを贈ることができる。受け取り側は送られてきたURLにアクセスし、チケット画面を店舗に見せることでギフトを受け取れる仕組み。
 贈る側は「dアカウント(現docomoID)」への登録必要だが、受け手側は必要ない。支払いは「dケータイ払いプラス」に対応し、ギフト購入金額100円(税込)につき1ポイントの「dポイント」を貯められる。また貯まった「dポイント」でギフトを贈ることも可能だ。2016年2月以降、スマートフォンに加えてPCからもギフトが贈れるように対応する予定だという。

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 サービス開始時点での提携店舗はローソン、スターバックス、クリスピークリームドーナツ、タワーレコード、ラフィネ、マリオンクレープ。またサブウェイも後日追加される予定。贈れる商品例としてはローソンのプレミアムロールケーキやスターバックスのドリンクチケット等が挙げられている。

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 2016年3月以降には「ギフトコ」を企業の販促ツールとしても利用できるよう準備をすすめており、これにより簡単なアンケートに回答すると、回答内容に応じて企業から新商品やクーポンなどを受け取ることができるようになる予定だとしている。

 

ドコモは新ポイントサービス「dポイント」を発表、ローソンやマクドナルドと提携

 NTTドコモはこれまでの「ドコモポイント」に代わる新たなポイント制度「dポイント」を発表した。12月1日からサービス開始される。

 「ドコモポイント」はドコモの回線を利用しているユーザー向けのポイント制度だったが、「dポイント」はドコモユーザー以外も使用でき、ドコモ以外のサービスでもポイントを貯められ、使うことができるポイントサービスとなっている。
 またdポイントの導入に合わせてクレジットサービス「DCMX」は「dカード」に、ドコモプレミアクラブは「dポイントクラブ」、docomoIDは「dアカウント」へと名称や内容が変更される。

「dポイントカード」

 クレジットカードサービスである「dカード」に加え、プラスチックカードである「dポイントカード」が新たに追加される。年会費・入会費共に無料で、ドコモ回線を契約していないユーザーも使用できる。ただし「dポイントカード」には決済機能はなく、あくまで提示してポイントを貯められるだけとなっている。
 「dカード」にはクレジットカード機能に加え、FeliCaチップも内蔵しているため「iD」も使用可能。こちらには年会費1万円で、通常の「dカード」よりもドコモのサービスを使用した際のポイント付与率が高くなる「ゴールドカード」も用意される。

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ポイントの仕組み

 dポイントはこれまで通り携帯電話料金の支払いやドコモサービスの利用などで貯まる他、「dポイント加盟店」でdポイントカードもしくはdカードの提示や、dカードもしくはiDでの決済で貯めることができる。ドコモユーザー以外は決済機能が使えないため、提示でのみポイントを貯めることになる。
 貯めたポイントは1ポイント1円で利用できる他、JALのマイルやPontaポイント、グルメカタログなどの商品などに交換可能。

 12月1日のポイントサービス開始から、カードを提示することでポイントが貯められる「dポイント加盟店」となるのはローソンとマクドナルド。それ以外にも順次加盟予定としている。

dポイント加盟予定店
・株式会社JALUX:BLUE SKY(全国27空港:84店舗)
・イオンエンターテイメント株式会社:イオンシネマ(全国約83劇場)
・タワーレコード株式会社:タワーレコード(全国約90店舗)
・オリックス自動車株式会社:オリックスレンタカー(全国約900拠点)
・株式会社ルネサンス:スポーツクラブ ルネサンス(全国約130施設)
・株式会社伊達の牛たん本舗:伊達の牛たん本舗(東京・宮城26店舗)

dカード特約店
 「加盟店」と異なり、こちらはdカードもしくはiDを用いた決済時に通常の決済時のポイント以上にdポイントが貯まる店舗となっている。主な店舗は以下の通り。

・JX日鉱日石エネルギー株式会社:ENEOS(約10,000以上店舗)
・日本航空株式会社:JALカウンター/JALオンライン
・中部電力株式会社
・青山商事株式会社:洋服の青山(全国約800店舗)、THE SUIT COMPANY(全国約40店舗)
・株式会社ジェイティービー:専用ナビダイヤル
・株式会社コナカ:コナカ(約200店舗)
・オリックス自動車株式会社:オリックスレンタカー(全国のiD対応店舗約600拠点)
・リンベル株式会社:リンベルオンラインショップ
・株式会社サカイ引越センター:専用お申込みサイト/専用ナビダイヤル
・株式会社フタタ:フタタ(約60店舗)

dカード ポイントUPモール
 「DCMX ポイントUPモール」は12月1日以降、「dカード ポイントUPモール」へと名称が変更される。dカード等の利用額に応じて通常の決済時のポイント以上にdポイントが貯まるドコモのショッピングモールサイトであり、このサイトを経由することで通常の1.5~10.5倍のdポイントが貯まるとしている。参加企業は以下の通り。

・楽天株式会社:楽天市場
・株式会社千趣会:ベルメゾンネット
・株式会社ニッセン:ニッセンオンライン
・グル―ポン・ジャパン株式会社:GROUPON
・サントリー株式会社:サントリーウエルネスオンライン
・山田養蜂場:山田養蜂場オンラインショップ

dケータイ払いプラス

 「dケータイ払いプラス」はこれまでコンテンツ料金の支払いを携帯電話料金と合算して支払いができる「ドコモケータイ払い」を強化したものとなっている。

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 「dケータイ払いプラス」に対応したサイトでの決済で利用でき、支払金額に応じたdポイントを貯めることができるほか、携帯電話料金との合算だけでなく、dカード含むクレジットカードやdポイントでの支払いも選択できるのが大きな特徴だ。このためドコモ回線を契約していないユーザーもdアカウントに登録するだけで利用することができる。加盟店は以下の通り。店舗によって開始時期は異なる。

・株式会社ディーエイチシー :DHCオンラインショップ
・クルーズ株式会社:SHOPLIST.com by CROOZ
・エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社:mu-moショップ
・ソニーマーケティング株式会社:ソニー製品情報・ソニーストア
・株式会社CONNECTIT:はがきデザインキット2016
・株式会社TOLOT:TOLOT
・株式会社ネオ・ウィング:Neowing
・株式会社松竹マルチプレックスシアターズ:松竹マルチプレックスシアターズ
・株式会社マキシム:神戸レタス
・株式会社コーエーテクモネット:GAMECITYオンラインショッピング
・株式会社オールアバウトライフマーケティング:サンプル百貨店
・コンビ株式会社:コンビ公式オンラインショップ「コンビショップ」
・タワーレコード株式会社:TOWER RECORDS ONLINE
・株式会社ABC Cooking Studio:ABC Cooking MARKET/体験レッスン&1dayレッスン予約サイト
・らでぃっしゅぼーや株式会社:らでぃっしゅぼーや
・マガシーク株式会社:ファッション通販サイト MAGASEEK
・株式会社オークローンマーケティング:ショップジャパン
・株式会社ジェイアイエヌ:JINSオンラインショップ
・株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー:PLAZA Online Shop

「dポイントクラブ」

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 従来のドコモプレミアムクラブに代わるサービス。6か月間のdポイント獲得数によってレギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールドの4つのステージを決定し、ステージごとに優待サービスがグレードアップしていく。ステージの適用期間は6ヶ月となる。ステージ毎の判定基準・サービスは以下の通り。またドコモ回線を10年以上継続利用していればブロンズステージ。15年以上であればシルバーステージに優遇される仕組みとなっている。

「iPad Pro」発売開始、国内3キャリアも11月14日より取り扱いへ

 Appleはタブレットの新製品となる「iPad Pro」の発売をオンラインストアにて開始した。Apple直営店を始めとする実店舗でも今週後半より店頭販売が開始される。価格はWi-Fiモデル(32GB)で94,800円、Wi-Fi + Cellularモデル(128GB)で12万8,800円。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。
 合わせてNTTドコモ、au、ソフトバンクの国内3キャリアでも11月14日より販売開始すると発表された。

 「iPad Pro」は12.9インチRetinaディスプレイを搭載したタブレット。2732×2048ピクセルの超解像度を誇り、チップセットにはPC並みの処理能力を有する「A9X」を搭載。
 キーボードとカバーを兼ねる「スマートキーボード」やスライタスペン「Apple Pencil」をオプションとして用意しており、MicrosoftのSurfaceを強く意識したモデルとなっている。

アップルは「iPad Pro」「iPad mini 4」「Apple Watch Hermes」を発表(2015年9月10日)

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NTTドコモ

 ドコモはWi-Fi+Cellularモデルの128GBのみを取り扱う。価格は13万9,320円。月々サポートを適用させた場合の実質負担額は74,520円。

KDDI

 KDDIもWi-Fi+Cellularモデルの128GBのみの取り扱いとなる。価格は13万9,080円。毎月割を適用させた場合の実質負担額は74,040円。au 4G LTEとWiMAX 2+の2つのネットワークに対応する。

ソフトバンク

 ソフトバンクのみWi-Fi+Cellularモデル(128GB)の他に、Wi-Fiモデルの32GB、128GBを取り扱う。Wi-Fi+Cellularモデルの価格は13万9,200円、月月割を適用させた場合の実質負担額は73,920円。Wi-Fiモデルの32GBの価格は10万2,384円、128GBの価格は12万1,824円。

NTTドコモは2015年度第2四半期の決算を発表、増収増益を果たし通期業績予想も上方修正

 NTTドコモは2015年度第2四半期の決算を発表した。営業収益は前年同期比1.9%増の1兆2149億8700万円、営業利益は同15.8%増の4625億7400万円で増収増益となった。またスマートライフ領域も順調に成長ことなどから、2015年度通期の業績予想も上方修正している。

 2014年に導入した新料金プランによる減収影響から着実に回復を続けており、営業費用は同210億円減の1兆7524億円、純利益は同576億円増の3171億円、設備投資は同730億円減の2195億円で、フリー・キャッシュ・フローは同1549億円増の2984億円と各数値とも順調に推移。

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 通信事業では純増数前年同期比1.6倍となる190万契約、MNPによる転出も同8割減の4万件に抑えた。また解約率も0.58%を維持している。
 総販売台数は同10%増の1204万台、このうち新規契約の販売は41%増の515万台に。またスマートフォンの販売台数は同5%増の707万台、タブレットは41%増の102万台となっている。
 スマートフォン利用者数も順調に拡大し、契約数は同17%増の3075万、LTE率は95%まで達している。

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 新料金プランについては2400万契約を突破、パケット料金もMパック以上の選択が8割を超え、1GBの追加パケット購入も4割に拡大している。
 ドコモ光に関しても累計申込数は90万件を突破し、4割がモバイルを新規契約するなど新規獲得に寄与しているようだ。

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 新たに定義したARPUについては音声ARPU、パケットARPU、ドコモ光ARPUのいずれも第1四半期よりも増加したが、2013年第2四半期の水準までの回復には至っていない。

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 スマートライフ領域については、コンテンツサービスの「dマーケット」、クレジット事業などの金融・決済サービス、オークローンマーケティングなどのグループ事業が成長を牽引し、営業利益は前年同期比で約3倍になる424億円となった。そのため2015年度通期では同領域で700億円の営業利益を目指す上方修正を行っている。

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 ネットワーク面ではLTE基地局が11万5400局まで拡大し、今年度中に13万局まで増加させる方針だ。受信最大262.5Mbpsの「PREMIUM 4G」対応基地局は全国640都市に7700局まで展開。こちらも今年度中に1万8000局まで拡大させる。また10月から受信最大300Mbpsのネットワークサービスを全国410都市にて提供していく予定だ。
 基地局を拡大させる一方、コスト効率化も順調に進捗しており、設備投資は2195億円まで抑えられている。

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 以上のような好調な業績を反映させ、2015年度通期の業績予想の上方修正も発表した。営業利益は6800億円予想から300億円増の7100億円に、純利益は4700億円から200億円増の4900億円に、設備投資は6300億円から300億円減の6000億円に、フリー・キャッシュ・フローは4000億円から800円増の4800億円へと修正がなされている。

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国内3キャリアでソニーのフラグシップスマートフォン「Xperia Z5」の発売開始

 ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアにてソニーのフラグシップスマートフォン「Xperia Z5」の発売が開始された。Xperiaシリーズ初となる指紋認証機能や最速0.03秒高速AF機能が特徴だ。カラーはWhite、Graphite Black、Gold、Greenの4色。

 主な性能については過去の記事を参照してもらいたい。
ソニーは「Xperia Z5」シリーズ3機種を発表、世界初となる4K液晶搭載モデルも
KDDIは「Xperia Z5」を10月下旬に発売、下り最大300Mbpsの通信サービスも提供へ

ドコモ「Xperia Z5 SO-01H」

 価格は一括価格で93,312円(税込、以下同)、月々サポートによる割引を適用させた場合の実質負担額は新規契約、機種変更の場合は51,192円、MNPで10,368円となっている。他キャリアと異なる点はNOTTVに対応している点が挙げられる。

KDDI「Xperia Z5 SOV32」

 価格は一括価格で84,240円。毎月割を適用させた際の実質負担額は新規契約、機種変更の場合は50,976円、MNPの場合は7,776円。こちらは山形県の一部エリアより開始される受信最大300Mbpsのキャリアアグリケーションに対応する他、受信最大220MbpsのWiMAX 2+にも対応する。
 auの契約期間が10年目以上のユーザーがXperia Z5へと機種変更する場合、au WALLETプリペイドカードに5,000円チャージするキャンペーンが実施される。

ソフトバンク 「Xperia Z5 501SO」

 価格は一括価格で88,320円。月月割を適用させた際の実質負担額は新規契約、機種変更の場合は42,720円、MNPの場合は0円となる。端末にキャリアロゴがデザインされていないグローバルモデルと同じ外観となっている。
 10月28日から12月31日までの間に「Google Play Music」を申し込むと90日間無料で利用できる「はじめよう!Google Play Musicキャンペーン」の該当機種。

NTTドコモは300Mbps対応の「AQUOS ZETA SH-01H」発売開始

 NTTドコモは3波キャリアアグリゲーションによる受信最大300Mbpsに対応するシャープ製スマートフォン「AQUOS ZETA SH-01H」の発売を開始した。「docomo Online Shop」での価格は、一括購入の場合93,312円(税込、以下同)、月々サポートを適用させた場合の実質負担額は51,192円となっている。

 「AQUOS ZETA SH-01H」はOSにAndroid 5.1を搭載したスマートフォン。ドコモが2015年冬モデルとして発売するモデルの中では唯一最大300Mbpsのネットワークに対応する。

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 最大の特徴は「ハイスピードIGZO」を搭載した5.3インチのIGZO液晶だ。従来の60Hz駆動から2倍のコマ数を描画できる倍速120Hz駆動ディスプレイとなっており、残像を抑えたなめらかな描画を実現させている。この「ハイスピードIGZO」は動画再生だけでなく撮影時にも適用することができる他、画面をスクロールする際の文字がくっきり見えるようにしたり、スワイプ操作時にもカクつきの無い滑らかな描写を可能にするなど、随所に性能を発揮するものとなっている。

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 メインカメラはリコーのデジタルカメラ基準「GR certified」を取得した1310万画素のものを搭載。位相差オートフォーカスとコントラストオートフォーカスを組み合わせたハイスピードオートフォーカスを新しく採用し、従来よりも焦点をあわせる時間を1/3に短縮。光学式手ブレ補正や120fpsで撮影できる「ハイスピードカメラ」、スーパースロー映像撮影など、最新技術を活かしたカメラ性能を誇る。インカメラは800万画素の広角カメラとなっており、風景も含めた自撮りを可能にしている。
 
 これまでのシャープの端末に搭載されてきた独自機能も進化。能動的にスマホが話しかけてくる「エモパー」は、端末に話しかけることでメモがとれる「エモパーメモ」が新たに追加された他、声だけでなく光やアニメーションも加える事で「生命感」を表現できるようになっている。

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 握るだけで端末を操作できる「グリップマジック」も、左右だけでなく表裏にも近接センサーを搭載することで新たな操作感を可能にさせた。また背面には指紋認証センサーも搭載。端末ロック解除に使えるのは勿論、登録した指紋に応じて特定のアプリを起動させたりすることができる。

 ネットワーク面では冒頭に述べてきたように受信最大300Mbpsに対応。更にWi-FiとLTE通信を同時接続させて高速ダウンロードを可能にする「デュアルスピードモード」、Wi-FiとLTEを通信環境に応じて自動で切り替える「スムーズチェンジモード」、複数のアンテナで同時通信することでWi-Fiの速度低下を抑える「MU-MIMO」といった機能で、快適な通信環境を提供する。

 チップセットには6コアのSnapdragon「MSM8992」を搭載。ストレージは32GB、メモリは3GB。VoLTE、防水・防塵(IPX5/8・IP5相当)、おサイフケータイ、ワンセグ、フルセグ(録画対応)、NOTTVなどに対応する。赤外線通信には非対応。

 主な仕様は以下の通り。
・OS:Android 5.1
・プロセッサ:Qualcomm Snapdragon MSM8992(6コア 1.8GHz+1.4GHz)
・メモリ:3GB
・本体容量:32GB
・外部メモリ:microSDXC(最大200Gバイト)
・液晶:約5.3インチ IGZO液晶
・解像度:フルHD(1080×1920)
・バッテリー容量:3100mAh
・連続待受時間:約490時間(LTE)
・連続通話時間:約1,300分(LTE)
・メインカメラ:1310万画素
・インカメラ:800万画素
・サイズ:約139(H)×74(W)×7.9(D)mm
・重量:151g
・WiFi規格:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.1
・カラー:Blue、Black、Magenta

ドコモはスピードテストアプリを使ったキャンペーンを実施中、高速化したPREMIUM 4Gをアピール

 NTTドコモは「ドコモスピードテストアプリ」で通信速度を測定し、計測した速度を競う「目指せ最速!速度を測ろうキャンペーン」を10月19日より実施している。

 本キャンペーンは対象エリア内にて「ドコモスピードテストアプリ」で通信速度を測り、計測した速度が計測時点での暫定速度ランキングで10位以内であれば応募できる。その結果が各応募期間毎の各エリアの最終ランキング上位10名に入っていればドコモポイントが500ポイント進呈されるというもの。

 実施期間は4週に分かれており、1週目は10月19日~10月25日、2週目は10月26日~11月1日、3週目は11月2日~11月8日、
4週目は11月9日~11月15日で、各応募期間終了後にランキングの順位はリセットされる仕組み。
 入賞得点であるポイントを取得するには、ドコモユーザーであればドコモプレミアクラブもしくはドコモビジネスプレミアクラブ会員である必要があり、非ドコモユーザーであればドコモIDを保有している必要がある。
 また計測にあたっては速度ランキング表示に対応した新しいドコモスピードテストアプリ(AndroidTM ver.1.4.1/iOS ver.1.3.1)を用いなければならず、計測もLTE通信、かつノーマル測定でなければならないため、3G通信やWi-Fi通信による計測結果、およびライトモード測定による計測結果は応募の対象外となる。

 対象エリアは各都道府県の主要駅周辺が主な対象となっており、地域によってはかなり限定されている模様だ。なお計測した速度が以前の応募した際を上回っていれば何度でもキャンペーンには応募でき、複数の対象エリアにて応募することも可能となっている。ただし複数エリア内でランキングに入賞しても、いずれか1つのエリアで1回のみ500ポイントが進呈される。

 ドコモは先月よりPREMIUM 4Gを受信時最大262.5Mbpsへと高速化させており、更に11月7より受信最大300Mbpsを開始すると発表している。その高速化を分かりやすく体験してもらうには面白い試みだろう。ただし1回の計測につき発生するデータ通信量は平均25MB程度、通信速度が速い場合は最大75MBが発生するため、データ容量の使いすぎには注意したい。

 対象エリアは以下の通り。

北海道地域
・北海道:札幌駅周辺・大通駅周辺

東北地域
青森県:新青森駅周辺・八戸駅周辺
岩手県:盛岡駅周辺・イオンモール盛岡周辺
宮城県:ディズニーストア(仙台東映プラザ店)周辺・仙台駅周辺
秋田県:秋田駅周辺・イオンモール秋田周辺
山形県:山形駅周辺・イオンモール山形南周辺
福島県:福島駅周辺・福島県庁周辺

関東・甲信越地域
茨城県:水戸駅周辺・取手駅周辺
栃木県:宇都宮駅周辺・小山駅周辺
群馬県:前橋駅周辺・高崎駅周辺
埼玉県:大宮駅周辺・浦和駅周辺
千葉県:東京ディズニーリゾート周辺・船橋駅周辺
東京都:東京都庁周辺・浅草寺周辺・町田駅周辺・高田馬場駅周辺・新宿駅周辺・池袋駅周辺・恵比寿駅周辺・渋谷駅周辺・新橋駅周辺・代々木上原駅周辺・品川駅周辺・立川駅周辺・目黒駅周辺・秋葉原駅周辺・上野駅周辺・東京駅周辺・北千住駅周辺・有楽町駅周辺・六本木交差点周辺・東京スカイツリー周辺
神奈川県:横浜駅周辺・川崎駅周辺
新潟県:新潟駅周辺・長岡駅周辺
山梨県:甲府駅周辺・大月駅周辺
長野県:長野駅周辺・松本駅周辺

東海地域
岐阜県:岐阜駅周辺・土岐プレミアムアウトレット周辺
静岡県:静岡大学周辺・御殿場プレミアムアウトレット周辺
愛知県:名古屋駅(噴水広場)周辺・ナディアパーク周辺・刈谷ハイウェイオアシス周辺・ラグーナ蒲郡周辺・金山総合駅(アスナル金山)周辺
三重県:ジャズドリーム長島周辺・おかげ横丁周辺

北陸地域
富山県:富山駅周辺・三井アウトレットパーク北陸小矢部周辺
石川県:金沢駅周辺・香林坊周辺・武蔵ヶ辻周辺
福井県:福井駅周辺・フェアモール福井周辺

関西地域
滋賀県:草津駅周辺・石山駅周辺
京都府:河原町駅周辺・京都駅周辺
大阪府:本町駅周辺・道頓堀周辺・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®周辺・阪急ビッグマン前周辺・淀屋橋駅周辺・大阪駅周辺・難波駅周辺・天王寺駅周辺・京橋駅周辺・鶴橋駅周辺・西九条駅周辺・天満駅周辺・桜ノ宮駅周辺・大阪城公園駅周辺・森ノ宮駅周辺・玉造駅周辺・桃谷駅周辺・寺田町駅周辺・今宮駅周辺・芦原橋駅周辺・大正駅周辺・弁天町駅周辺・野田駅周辺・福島駅周辺・新今宮駅周辺
兵庫県:三ノ宮駅周辺・姫路城周辺・神戸駅周辺
奈良県:学園前駅周辺・大和西大寺駅周辺・近鉄奈良駅周辺
和歌山県:和歌山駅周辺・和歌山マリーナシティ周辺

中国地域
鳥取県:鳥取砂丘コナン空港周辺・米子鬼太郎空港周辺
島根県:松江駅周辺・出雲市駅周辺
岡山県:イオンモール岡山周辺・岡山駅周辺
広島県:パセーラ周辺・アリスガーデン周辺・平和記念公園周辺・鞆の浦周辺
山口県:錦帯橋周辺・海響館周辺

四国地域
徳島県:徳島駅周辺・ゆめタウン徳島周辺
香川県:高松駅周辺・イオンモール綾川周辺
愛媛県:松山駅周辺・エミフルMASAKI周辺
高知県:高知駅周辺・イオンモール高知周辺

九州・沖縄地域
福岡県:キャナルシティ周辺・リバーウォーク北九州周辺・博多駅周辺・天神駅周辺・小倉駅周辺・中洲交番前周辺・久留米文化街周辺
佐賀県:鳥栖プレミアムアウトレット周辺・佐賀駅周辺
長崎県:ハウステンボスリゾート周辺・長崎駅周辺
熊本県:下通商店街周辺・熊本駅周辺
大分県:大分駅周辺・トキハわさだタウン周辺
宮崎県:イオンモール宮崎周辺・宮崎駅周辺
鹿児島県:天文館周辺・鹿児島中央駅周辺
沖縄県:沖縄美ら海水族館周辺・アメリカンビレッジ周辺・国際通り周辺

NTTドコモはAndroid 6.0を搭載した「Nexus 5X」を発売開始、一括価格はGoogle Playよりも約3万円増

 10月22日、NTTドコモは最新Android OSであるAndroid 6.0 Marshmallowを搭載したスマートフォン「Nexus 5X」の発売を開始した。既にワイモバイルでも発売されている他、Google Playからも購入できる。

ワイモバイル、最新Android OSを搭載した「Nexus 5X」を10月20日に発売(2015/10/16)

Googleストア

 「Nexus 5X」はGoogleがAndroidのレファレンスモデルとして販売しているNexusシリーズの最新モデル。製造はLGエレクトロニクスが担当。最新OSのAndroid 6.0 Marshmallowを搭載し、キャリアから販売されつつもほぼ純粋なAndroid環境を利用することができる。ストレージは32GB版のみ。カラーはQuartzとCarbonの2色。

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 液晶は5.2インチ フルHDディスプレイを搭載し、プロセッサにはヘキサコアの「Snapdragon 808」を採用。またAndroid 6.0で公式にサポートされた指紋認証機能を備える。下り262.5Mbpsの「PREMIUM 4G」やVoLTEもサポートする。国内の対応周波数は、LTEは2GHz(Band1)、1.7GHz(Band3)、800MHz(Band19)、3Gは2GHz、1.7GHz、800MHzに対応。

 割引前の一括購入価格は93,312円(税込、以下同)で、Googleのサイトから購入する場合よりも3万円近く設定されている。月々サポートを適用した際の実質負担金額は33,912円となっており、こちらの方法での購入を前提としているようだ。

 また合わせて複数のキャンペーンも実施される。1つ目は「Nexus 5X スタートキャンペーン」。11月30日までに「Nexus 5X」を購入し、「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」「カケホーダイライトプラン」「データプラン(スマホ/タブ)」のいずれか、もしくは「パケットパック/シェアオプション」に加入すると本体価格が最大10,800円割引される。
 2つ目は「Google Playクーポン プレゼントキャンペーン」。12月31日までに「Nexus 5X」を購入し、キャンペーンに申し込んだ先着10,000名に5,000円分のGoogle Playクーポンが進呈される。
 3つ目は「Google Cardboard プレゼントキャンペーン」。「Nexus 5X」を購入したユーザー全員に段ボール製のVRゴーグルキット「Google Cardboard」がプレゼントされる。

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 上述したように「Nexus 5X」はドコモからだけではなく、ワイモバイルやGoogleストアからも購入することは可能だ。一括購入してMVNOのSIMを刺して使用するという用途であればGoogleストアで購入すべきだろうし、2年縛りと引き換えに安く購入したいのであればドコモやワイモバイルから買うべきであろう。自らの用途に合わせて選択すことが必要だ。

 
 

近畿日本鉄道の奈良線「石切駅~生駒駅」区間のトンネル内にて携帯電話サービスが利用可能に

 9月28日、近畿日本鉄道と、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは9月30日の始発電車より、奈良線「石切駅~生駒駅」区間のトンネル内において携帯電話サービスが利用できるようになると発表した。

 これにより、大阪難波駅から近鉄奈良駅までの全てのトンネル・地下線区間内において携帯電話サービスの利用が可能になる。

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 今後はけいはんな線のトンネル・地下線区間において携帯電話サービスの整備を進めていくとしており、2016年春には長田駅~吉田駅間、2017年春には新石切駅~学研北生駒駅間、2017年秋には学研北生駒駅~学研奈良登美ヶ丘駅間の整備を予定しているという。

 なお大阪線、鳥羽線、志摩線の一部トンネル区間においてはドコモのサービスのみが利用可能となっている。