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NTTドコモとKDDIはSIMロック解除のガイドラインを公開、半年間の制限が設けられる

 4月22日、NTTドコモ、KDDIは5月から実施される「SIMロック解除サービス」について手続きの案内を発表した。ドコモ、KDDI共にiPhoneは対応しない。

・NTTドコモ
 ドコモは従来よりドコモショップの店頭のみでSIMロック解除を受け付けていたが、2015年5月1日以降に発売される端末についてはドコモショップだけでなく、インターネットと電話でも解除申請を行えるようになる。事務手数料は店頭及び電話で申し込む場合は3,000円、インターネットからの申請は無料となっている。解除手数料は方法を問わず3,000円が別途必要。
 また「ドコモ ケータイ」(フィーチャーフォン)、「Xiデータ通信専用端末」など、一部の機種はドコモショップ店頭でのみの受付となっている。

 2015年5月1日以降に発売される端末に関しては、購入から半年間は解除申請ができない制限期間が設けられているため注意が必要だ。
 更にケータイWatchが報じるところによると、5月1日以降に発売される端末では、ドコモから本人が購入したもの以外はSIMロック解除できないとのこと。従来のように中古端末を購入して解除申請する、ということはできなくなるようだ。

・ケータイWatch:中古スマホ“持ち込みSIMロック解除”はどうなる? ドコモとKDDIで差
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20150422_699111.html?ref=rss

・KDDI
 KDDIはこれまでSIMロック解除に対応していなかったため、2015年5月1日以降に発売されるスマートフォンやタブレットなどのau携帯端末に、原則としてSIMロック解除の機能を搭載する方針が発表された。ただし4月23日に発売された「Galaxy S6 edge SCV31」についてもSIMロック解除の対象となっている。

 解除条件としてはドコモと同じく購入から半年間という制限が設けられており、解除の申し込みはWebサイトから、もしくはauショップにて申し込める。解除手数料はWebの場合は「無料」、店頭の場合は3000円となっている。
 KDDIに関しては上記サイトが報じるところによると、2015年5月1日以降発売の端末に関しては中古端末であっても解除が申請できる模様だ。ただしこの場合も、auが販売してから半年間が経過している必要がある。

 今回の制度は両社とも半年間の制限が設けられているため、実際の利用に反映されるまでには時間がかかると思われる。この半年間の制限について、転売等に悪用されるのを防止するためだとしているが、最新端末を海外で使用する際に現地SIMを入れて利用するといったことができなくなっているのは残念な点だ。端末代金を支払い終わった段階で応じるようにするなど、ガイドラインの更なる改正に期待したい。

KDDIとライフネット生命が資本・業務提携契約を締結、新たな金融サービスの創造を目指す

 4月20日、KDDIはライフネット生命保険と資本・業務提携契約を締結したと発表した。5月中にライフネット生命が発行する、議決権保有比率15.95%にあたる800万株を30億4,000万円で取得する予定だという。

 KDDIは本連携により、「au WALLET」や「au ID」を起点とした金融事業領域での事業拡大を目指すとともに、auの商品・サービスと融合した従来にない新たな金融サービスを提供していくという。
 なおライフネット生命の経営は、これまでどおり経営の独立性を維持・確保しながら、さらなる成長を目指すとしている。

KDDI、今夏より「au 4G LTE」を下り最大225Mbpsに高速化へ

 KDDI、沖縄セルラーは2015年夏を目処に、「au 4G LTE」の下り最大速度を225Mbpsに高速化すると発表した。
 現在は下り最大150Mbpsで提供しているが、「LTE-Advanced」の技術である「キャリアアグリゲーション」の更なる活用により高速化を実現する。

 NTTドコモは既に「PREMIUM 4G」として下り225Mbpsの通信サービスを提供しており、これに追随したかたちだ。2015年夏より一部地域から順次提供が開始される。

 また下り225Mbpsに対応したスマートフォンを、「WiMAX 2+」のキャリアグリゲーションにも対応した「ダブルCA対応スマホ」として今夏発売するとしている。
 「ダブルCA対応スマホ」は「au 4G LTE」と「WiMAX 2+」から通信環境に応じて、より快適なネットワークの方へ自動的に接続することで高速データ通信環境を提供する。

KDDI、「直近3日間」の制限を1GBから3GBへ緩和

 KDDIがこれまで直近3日間のデータ通信量が1GBを超えた際に実施するとしている通信速度制限の条件を緩和していたことが判明した。1GBから3GBに緩和され、2015年2月1日から行われていたという。

 パケット上限を超えた際に実施される速度制限と違い、必ずしも制限されて速度低下するものではないが、ヘビーユーザーにとっては嬉しい変更だろう。一方NTTドコモは昨年末に制限を撤廃している。

NTTドコモ、「3日間で1GB」の速度制限を撤廃へ

 なおソフトバンクモバイルについてはプランによって直近3日間の制限は1GBか2GBに分かれており、今回の動きに追随するか動向が注目される。

KDDI、海外のWi-Fiスポットが使用できる「au Wi-Fi SPOT 国際ローミング」の利用料金が上限500円になるキャンペーンを実施

 KDDIは海外100以上の国・地域で提携事業者のWi-Fiが利用できる「au Wi-Fi SPOT 国際ローミング」の利用料金が上限500円となる「auで海外Wi-Fiワンコインキャンペーン」を2月1日より実施すると発表した。

 「au Wi-Fi SPOT国際ローミング」は北米、アジア、ヨーロッパなど海外100以上の国・地域で提携業者のWi-Fiを利用できるサービス。通常は利用にあたって1日上限額1,480円/日(免税)かかるところ、キャンペーン期間内ならば1日上限額500円/日(免税)で利用できるようになる。

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 キャンペーン期間は2015年2月1日から2015年5月31日。以下のプラン利用者が対象となっている。

 「データ定額2/3/5/8/10/13」、「データ定額2(V)/3(V)/5(V)/8(V)/10(V)/13(V)」、「LTEフラット」、「LTEフラット(V)」、「LTEフラットcp(f・2GB)」、「電話カケ放題プラン(ケータイ・データ付)」、「ISフラット」、「プランF(IS)シンプル」、「LTEフラット for Tab/Tab(i)」、「LTEフラット for Tab cp/Tab(i) cp」、「LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)」、「LTEフラット for DATA(m)」、「WiMAX 2+ フラット for DATA」。

KDDIは2015年春モデルを発表、「ガラホ」やINFOBARに機種変更優遇プログラムも

 1月19日、KDDIは2015年春モデルとそれに伴う各種キャンペーンを発表した。子供向けや高齢者向けを明確に打ち出したスマートフォン、フィーチャーフォンにAndroid OSを搭載させた「ガラホ」、既存契約者の機種変更を優遇する「アップグレードプログラム」など、KDDIの新たな戦略が打ち出された発表となっている。

・新機種
 2015年春モデルとして発表された5つの端末から見ていこう。なお、各端末の詳細な説明は別記事を参照してもらいたい。

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 まずは「INFOBAR 03」だ。INFOBARは2003年にデザイン重視の携帯電話として登場てから本機種で6代目の端末となり、今回は京セラが製造を担当している。製品デザイナーとして今回も深澤直人氏を起用しており、上質なアルミボディに、シリーズではお馴染みのタイルキーを備え、デザインスマホとして文句のない仕上がりだ。

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 京セラはINFOBARの他にスマートフォンでは「BASIO KYV32」、「miraie」、フィーチャーフォンでは「GRATINA2」を発表。これまで同社の「URBANO」シリーズもスマホ初心者を意識して作られてきたが、「BASIO」は直接シニア層に向けたスマートフォンとなっている。ホーム画面は大きなアイコンや文字を使用し、見やすくわかりやすいレイアウトになっており、電話やメールといった物理キーも配置。「au VoLTE」専用にチューニングした京セラ独自機能「スマートソニックレシーバー」や「ゆっくり通話」も備え、快適な通話を追求したモデルとなっている。

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 一方「miraie」はジュニア向けのスマートフォンだ。子供がスマホを気にせず活動できるよう、防水・防塵性能に加えて軍事規格に対応した耐衝撃性能も備える。防犯ブザー機能や保護者が子供の位置を確認できる「安心ナビ」といった従来のジュニアスマホでは定番と言える機能のほか、ソフト面でも子供向けにカスタマイズしてあるのが特徴だろう。Googleアカウントの規約で13歳未満は使用できないためかGoogle Playは使用できないものの、子供向けにカスタマイズした「auスマートパス」を準備したり、子供に不適切な言葉を入力しようとすると警告表示をする「あんしん文字入力」など、保護者が安心してもたせられるようにどこまでも配慮されている。

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 フィーチャーフォンの「GRATINA2」は水・防塵・耐衝撃性能を備え、シーンを選ばずに使用できる。手になじむラウンドフォルムや操作感を向上させたキートップデザインなど、使いやすさにこだわりを見せている。

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 シャープからは2014年夏モデルである「AQUOS SERIE SHL25」の後継モデルとなる「AQUOS SERIE mini SHV31」と、フィーチャーフォンにAndroid OSを搭載させた「AQUOS K SHF31」が発表された。「AQUOS SERIE mini SHV31」はKDDIからは初となるスマホが話しかけてくる機能「エモパー」を搭載。またIGZO液晶、画面占有率を高める「EDGEST」スタイルによって前モデルで好評だった片手で扱えるコンパクトさ保ちつつも、「グリップセンサー」、「リアルタイムHDR」といったシャープのスマホならではの機能を搭載したハイスペックな仕上がりとなっている。

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 「ガラホ」とも宣伝される「AQUOS K SHF31」はフィーチャーフォンながらAndroid4.4、クアッドコアCPUを搭載し、4G LTEにも対応したこれまでにないモデルだ。タッチパネルには非対応なものの、各キー上に搭載された「タッチクルーザーEX」によってタッチパッドのような操作性を実現させている。Wi-Fiテザリングが可能なほか、ケータイの着信通知を受け取れたりするタブレット連携機能「PASSNOW」も備え、タブレットとの2台持ちにオススメできそうな端末だろう。

・料金プラン

 長期契約しているユーザーが同じキャリアで機種変更する際の料金が、新規契約/MNPのユーザーと比べて割高な料金となっていると問題視され続けてきたが、ついにKDDIは寄贈契約者の優遇サービスを打ち出した。今回発表された新たなサービス「アップグレードプログラム」は月額300円の料金を支払うことで、18ヶ月以上同じ端末を利用しているユーザーが機種変更する際、分割支払金残高が無料になるサービスだ。この権利が生じる19ヶ月目以降から支払い完了する月までのタイミングで機種変更した際は、その分のプログラム料はau walletカードにチャージされる形でとして返金される他、本サービスの権利を使わずに機種変更した場合や、分割支払終了後の26ヵ月以降に機種変更をされた場合は、プログラム料が同様の形で全額返金される。

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 つまり現状のプランだと同じ端末を2年間使い続けることが前提となっているが、本サービスを使えば18ヶ月という若干早いサイクルで機種変更できるようになるということだ。注意点としては現時点では加入できる対象機種はiPhone 6、iPhone 6 Plus、INFOBAR A03、AQUOS SERIE mini SHV31の4機種のみとなっている点と、本サービスを使用して機種変更した場合は旧機種を回収されてしまう点だろう。そのため、旧機種が故障、水濡れ、破損がなく正常に動作することが回収の条件となっている。
 長らく長期契約者への不遇が課題となっていたために、顧客の流出防止という面でも良いサービスであると思われる。

 また今回KDDIから初となるシニア向け/ジュニア向けスマートフォンが発表されたが、合わせてそれぞれに専用の料金プランも用意された。
 「BASIO」を購入した55歳以上のユーザーを対象に専用料金プラン「シニアプラン(V)」を用意。月間データ容量が0.7GBになるが、月額4,280円で利用できるプランとなっている。
 一方「miraie」には「ジュニアスマートフォンプラン」を用意。利用ユーザーが小学生以下の場合に利用でき、月間データ容量が0.5GBで月額3,920円となっている。更に上記した「アップグレードプログラム」のジュニア版も特典として付与され、「miraie」を割賦契約 (36ヵ月)にて購入した場合、18ヵ月間の利用後に機種変更すると分割支払金残額が無料になる。通常の「アップグレードプログラム」よりもオトクになっているといえよう。

 この他新たな学割サービスも実施。MNP含む新規契約の学生とその家族を対象とし、「データ定額5/8/10/13」を契約した場合は学生本人は最大2年間、家族については最大1年間、毎月の利用料金から1,500円割引され、「LTEプラン」「プランZ シンプル」を契約した場合は学生は最大3年間、家族については最大1年間、基本料金934円が無料となるサービスとなっている。

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 今回の発表からはスマホ普及率が頭打ちとなってきた2014年の動向を踏まえ、デザイン重視、シニア向け、ジュニア向け、「ガラホ」等、より具体的なユーザー層を想定して個性的な端末を発表してきた印象だ。XperiaやGALAXYといった万人向けのハイエンドモデルが発表されなかったのも、それを裏付けていると思われ。特に昨今のトレンドは5インチ以上の大型液晶を搭載している端末が多い中、シニア向けで大きな液晶が求められるBASIOを覗いてどれも小さめの端末なのも面白い。
 またアップグレードプログラムはまだ制限が多いものの、長らく課題とされてきた長期契約者への優遇サービスとして、またユーザーの流出防止という面でも期待がもてるサービスであると思われる。他キャリアもこうした動きに追従してくるのが慣例であるため、動向が気になるところだ。

KDDI、国内キャリアでは初となるFirefox OSスマートフォン「Fx0」発売――ウェブの「ものづくり」を徹底支援

 12月25日、KDDIは国内キャリアでは初となるFirefox OS搭載スマートフォン「Fx0」の発売を開始した。先日開催された発表会で田中社長は「ビジネスのことを全く考えていない」と述べるなど、いわゆる”ギーク”向けの端末となっている。

 まず始めにFirefox OSについて簡単に説明したい。Firefox OSはパソコンのブラウザ「Firefox」やメールソフト「Thunderbird」を開発しているMozillaによって開発されたスマートフォン・タブレット向けのOSだ。iOS、Androidに続く「第3のOS」として最も注目されているOSであり、海外では新興国を中心にシェアを伸ばしてきている。その特徴はオープンソースのOSとして開発されていることにあり、利用者は無償で使用・カスタマイズできるようになっている。そのため安価に端末を開発でき、1万円を下回る価格で販売されている端末もあるほどだ。
 またFirefox OSのアプリはJavaScriptとCSSといった「HTML5」で作成されるwebアプリであることにも特徴がある。そのため開発が容易であることや、webアプリであればFirefox OSは様々なアプリをスムーズに動作させることができるなどのメリットが挙げられる。
 Firefox OSは上述したように低価格スマートフォンに採用されることがほとんどであり、ハイスペックスマートフォンを志向する日本市場では展開が難しいと思われてきた。しかし今回の「Fx0」以前に「Flame」という開発者向けの端末が2014年夏に日本で一度発売されたのだが、瞬時に売り切れてしまった経緯がある。数こそ多くないものの、Firefox OS搭載端末を望んでいた日本のユーザーにとって、それだけ「Fx0」は待ち望んだ端末であったはずだ。

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 「Fx0」はLGエレクトロニクス製で、これまで海外で発売されてきたFirefox OS搭載スマートフォンと比較すると最先端の端末となる。液晶は4.7インチHD IPS液晶ディスプレイを搭載、CPUにはクアッドコアのMSM8926 1.2GHzを採用し、RAMは1.5GB、ストレージ容量は16GBとなっている。メインカメラは800万画素、インカメラは210万画素で、LTE通信にも対応しており、日本の基準で言えばミドルスペックのスマートフォンとなっている。
 特徴はデザイナーの吉岡徳仁氏によって手がけられたこだわりのデザインにある。Firefox OSのオープン性を象徴するスケルトンボディとなっており、中の機器が見えるようになっている。ホームキーにはFirefoxロゴをあしらい、更にこのデザインに合わせて専用のネジまで開発したこだわりようだ。
 microSDXC、NFCに対応し、ネイティブアプリとしてLINEやFacebook、TwitterやNAVITIMESがインストールされている。日本語入力にはオムロン社製 iWnn IME for Firefox OSも搭載されているので、文字入力で不便を感じることは少ないだろう。

 メールとインターネット、SNSを少し見るくらいでは充分な機能を持つとはいえ、やはり万人には勧められないだろう。「Fx0」、およびFirefox OSがギーク向けと言われる所以は、その最大の特徴が「つくる」ことにあるからだ。
 これまでもKDDIはFirefox OSを採用した開発ボードの「Open Web Board」や、GUIを採用した開発ツールの「Gluin」といった開発環境を提供してFirefox OSを支援してきたが、この「Fx0」にもその意匠は込められている。例えばプリインストールされている「Framin」というアプリでは、プログラミングの知識がなくても画像や動画と「Fx0」のセンサーを利用したオリジナルのロック画面が作成できる。また「Fx0」の外観も3Dプリンタ用のデータを公開することで自由に変えられるようにするなどの徹底ぶりだ。
 Web技術を通してモノとWebがつながる世界観「WoT (Web of Things)」も意識しており、「Fx0」同士をタッチするだけでローカルネットワークを構築して写真や動画を共有できる「Web-cast」機能を搭載。また「Fx0」のウェブサーバー機能と開発ツール「Gluin」を組み合わせることによって様々なデバイスとリンクすることも可能だ。ここに3Dプリンターと開発ボード「Open Web Board」を組み合わせることで、個人でも「WoT」の世界を創造できる可能性がある。
 KDDIの「au Firefox OS Portal Site」では各々が作成したツール等を公開できる「Creator Showcase」というサイトも準備するなど、「Fx0」を用いたクリエイティブな活動を徹底支援する姿勢だ。
 
 
 端末料金は一括払いの場合、4万9680円。料金プランは「Fx0」専用のデータプラン「LTEフラット cp(f・2GB)」が用意されており、月間データ容量上限が2GBで月額3,500円となっている。更に新規契約 (MNPを含む)の場合は「Fx0おトク割」が適用され、最大2年間基本使用料が0円となる。まとめると月額使用料は以下の通り。

・新規契約(MNP含む)
基本使用料:LTEプラン(「Fx0おトク割」適用時) 0円 + データ定額サービス:LTEフラット cp (f・2GB) 3,500円 + インターネット接続サービス料:LTE NET 300円 = 3,800円
・機種変更
基本使用料:LTEプラン 934円 + データ定額サービス:LTEフラット cp (f・2GB) 3,500円 + インターネット接続サービス料:LTE NET 300円 = 4,734円

 なお「電話カケ放題プラン」とセットでの加入が必要になるが、「データ定額2/3/5/8/10/13」も選択可能だ。12月25日からau Online Shop、au SHINJUKU、au NAGOYA、au OSAKA、au FUKUOKAで発売。2015年1月6日からは全国のauショップなどでも購入できるようになる。
 
 
 以前から噂されていたが、ついにKDDIのFirefox搭載スマートフォンが発売された。徹底的に「つくる」ことに拘っており、人によってはこれを機にweb製作に携わってみようと思わせる魅力は詰まっている。またFirefox OSはまだまだ発展途上のOSをであるため、その進化の過程を最前線で楽しむこともできるだろう。
 一方で残念な点は価格だ。やはりFirefox OS自体を1台目のスマートフォンとして運用するのはまだリスクがあるだろう。そのため多くのユーザーは2台目として使用することが想定されるが、MVNOが普及しつつある今、月間通信容量2GB/980円で運用できるのを考えると、月額3,800円というのは維持費としてはかなり高い。子会社であるUQ mobileの格安SIMでの運用も可能にすべきではなかったのではないだろうか。
 また端末も日本ユーザーに合わせてミドルスペックに仕上げたのだろうが、日本でのFirefox OSの普及を考えるならばデザインも簡素にした安価な端末でも良かったのではないか、という疑問も湧いてくる。Androidスマートフォンならば同等のスペックで3万円大で購入できることを考えると、Firefox OS自体がオープンソースで作られている分、価格で壁を作ってしまっているのは皮肉な戦略ミスだと指摘せざるをえない。本当に「ビジネス抜き」で考えているならば、この辺りも新しい試みを取り入れて欲しかった。

 端末のスペックは以下の通り。
・OS:Firefox 2.0
・CPU:MSM8926 1.2GHz クアッドコア
・メモリ:1.5GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDXC(最大64GB)
・液晶:約4.7インチ IPS液晶
・解像度:HD(1280×720)
・バッテリー容量:2370mAh
・連続待受時間:約720時間(LTE)
・メインカメラ:800万画素
・インカメラ:210万画素
・サイズ:約139(H)×70(W)×10.5(D)mm
・重量:約148g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n
・対応周波数(国内):4G LTE(800MHz/2GHz)/3G
・Bluetooth3.0対応
・カラーはゴールドのみ

ついにKDDIがMVNOに本格参入、「UQ mobile」が本日スタート

 12月18日、KDDIの子会社であるKDDIバリューイネイブラーはau LTEネットワークを利用したMVNOサービス「UQ mobile」をスタートさせた。KDDIのネットワークを使用したMVNOとしてはケイ・オプティコムの「mineo」に続いて2例目となる。

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 「UQ mobile」は人口カバー率99%超を実現しているという800MHz帯域を利用し、最大ダウンロード速度150MbpsのLTE通信に対応する。プランは先述の150Mbpsを月間2GBまで利用できる月額980円の「データ高速プラン」と、受信最大300kbpsで使い放題となる1980円の「データ無制限プラン」の2つを用意。なお「データ高速プラン」で月間2GBを超過した場合は最大200kbpsまで制限され、直近3日間で1GB利用した場合も制限される場合がある。またそれぞれのプランで月額700円を追加することで音声通話にも対応する。詳しくは以下の表の通り。キャンペーンとして、2015年12月31日までは「データ無制限プラン」の最大受信速度は500kbpsに倍速される。

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 音声通話プランに加入しなくてもSMSとテザリングが無料で使用できるのが特徴だ。その他のオプションとしてはリアルタイム送受信が可能なEメール(xxx@uqmobile.jp)が使用可能となる「メールサービス」が月額200円で、留守番電話サービス/三者通話通話サービス/迷惑電話撃退サービスがパックとなった電話基本パックが月額380円で、端末修理および盗難・紛失時の「端末補償サービス」が月額380円で用意されている。
 
 KDDIの端末で利用できるSIMカード単体での販売のほか、「UQ mobile」からは京セラ製の「KC-01」とLGエレクトロニクス製の「G3 Beat」の2台のAndroidスマートフォンを提供。購入にあたっては「端末購入アシスト」という購入から24ヶ月後までの間、加算料を支払うことで端末購入時の一時的な負担を軽減することが出来るサービスも用意されている。端末については別記事を参照してもらいたい。

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・UQ mobile、京セラ製「KC-01」とLG製「LG G3 Beat」の2台のAndroidスマートフォン発売

 なおSIMカードは今のところmicroSIMのみの提供となっているため、nanoSIMを使うiPhoneなどでは使用できない点には注意が必要だ。初期費用はSIMパッケージ料金として3,000円、音声通話プランの場合は最低利用期間は12ヶ月となっており、その期間に契約解除する場合は9,500円が解除料としてかかってしまう。
 購入はオンラインショップの他、エディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ケーズデンキ、ソフマップ、ヤマダ電機。コジマ、ノジマ、ヨドバシカメラといった9社の量販店でも購入できる。
 
 また同日よりKDDIバリューイネイブラーはau 4G LTEを利用したMVNOサービスを軸に、様々なパートナーのモバイルサービス展開を支援する事業を開始する。KDDIバリューイネイブラーはもともとKDDIの回線を利用したMVNOサービスを推進するために設立された会社であり、その事業がいよいよ本格稼働するかたちだ。

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 具体的にはKDDIバリューイネイブラーが「UQ mobile」のサービス基盤を提供することで、パートナー企業は「UQ mobile」と同等のMVNOサービスを展開できるようになる仕組みとなっている。それによってパートナー企業は料金請求やコールセンター運営、各種法制度対応といった通信事業ノウハウが必要な対応およびコスト負担が不要となり、モバイルサービスの販売と付加価値創造に専念することが可能になるという。もちろん、既存の「mineo」のようにKDDI自身が直接回線を提供することも継続していく模様だ。
  
 
 ついにKDDIもMVNO事業に本格参戦を果たした。これまでのMVNOサービスはほぼドコモの回線ばかりが利用されてきた状況にあるだけに、業界の拡大という点で大いに歓迎したい。今回提供される800MHz帯のネットワークはKDDIが他キャリアに先駆けて整備してきた回線なだけに、高品質なネットワークも期待できるだろう。「UQ mobile」はWiMAXサービスを提供している「UQ WiMAX」とは別会社という位置付けのようなので、WiMAXとも連携するなどした独自サービスに注目したい。また国内キャリアではKDDIが初提供すると噂されている「Firefox OS」搭載スマートフォンも、おそらくこの「UQ mobile」から出されると思われるので、動向を見守りたいものだ。
 
 懸念としてはMVNOとして提供される回線がLTE回線のみとなっている点だ。KDDIはVoLTEを発表した際に2020年までに3G回線を廃止し、2020年を目処に全て次世代回線へと移行する方針を示している(参考:ついにauでもVoLTEスタート、3Gを捨て「Always 4G LTE」へ)ため、将来を見越してこうした提供の形になっていると思われる。しかし企業がパートナー提携をするにあたって、安価な3G回線を利用できない点はネックとなりかねない。企業側の利用料金は公開されていないため憶測にすぎないが、例えばM2Mサービスを想定する場合には高品質なLTE回線は必要ないため、3Gが使えない分、パートナー企業は余計なコストを支払うことになってしまう。また今回「UQ mobile」は「データ無制限プラン」として300kbpsに抑えたプランも提供しているが、この用途であればやはり安価な3G回線で事足りるはずである。ましてパナソニックやキャノンMJが企業向けMVNOサービスの提供開始を表明しているだけに、この点においてドコモからMVNOにおけるシェアをどこまで奪えるかは怪しくなってくる。
 
 また将来において3G回線を廃止するということは、現在の3G回線を利用した音声通話も利用できなくなるということである。携帯電話事業においてサービスの変化は激しく、VoLTEに対応した安価な端末は来年には続々と登場すると思われるが、6年後の2020年までに古い機種では音声通話が利用できなくなるリスクがあるというのもパートナー企業にとってはネックとなりえるだろう。
 MVNO業界の新たな風となるためにも、これらの予想が全て杞憂となるような今後のKDDIの展開に期待していきたい、

KDDI、VoLTE対応の2014冬モデルスマートフォン「isai VL LGV31」および「URBANO V01」発売開始

 12月12日、KDDIはauスマートフォンとしてVoLTEに初対応する新スマートフォン「isai VL LGV31」および「URBANO V01」の販売を開始した。 また次世代音声通話サービス「au VoLTE」も同日から開始する。

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 「au VoLTE」は4G LTEネットワークを活用した次世代音声通話サービスだ。既にNTTドコモはこのVoLTEをこの夏から提供開始しており、やや遅れることとなったがKDDIも遂にサービススタートとなる。「au VoLTE」によって、従来KDDIが採用していた3G方式では不可能であった通話中でのデータ通信が行えるようになり、それに伴いKDDIはVoLTE活用した様々な通話サービスを開始する。詳しくは以前の記事を参照してもらいたい。

・ついにauでもVoLTEスタート、3Gを捨て「Always 4G LTE」へ

 注意点としては「au VoLTE」に対応するのは現在のところ今回発売された2機種のみとなり、以前に発売された端末は新たに対応しない点だ。またVoLTEはKDDIの端末同士でしか使用できず、ドコモのVoLTE対応スマートフォンとでは使用ができない点も挙げられる。サービスが開始されたばかりとはいえ、しばらくは使用できるユーザーは相当限られてしまうだろう。

 今回発売された「isai VL LGV31」と「URBANO V01」は両者とも2014年夏モデルのマイナーチェンジ版となる。「au VoLTE」への対応は勿論だが、国内3G通信に対応しない点も大きな特徴であると言えよう。大まかな性能は以下の記事の通り。

・KDDI、LGと共同開発した超高解像度ディスプレイ搭載のオリジナルスマートフォン「isai FL」発表
・KDDI、大人向けブランド最新モデル「URBANO L03」発表

・「isai VL LGV31」
 「isai VL LGV31」はLGエレクトロニクス製のAndroidスマートフォン。2014年夏モデルの「isai FL LGL24」との違いはメインメモリが2GBから3GBに強化されている点くらいだろう。カラーバリエーションを除けば、デザインもほとんど変化はない。しかしながら夏モデル「isai FL LGL24」の時点で充分な性能を誇っており、メモリが増えた分まだまだ一線級のスペックを持つ。

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 フルHDの約1.8倍の解像度であるWQHD(2560×1440ドット)5.5インチディスプレイ、3000mAhの大容量バッテリー、約1320万画素のメインカメラ等を搭載。ボディを振ることでさまざまな情報を表示する「isaiモーション」や画面をタップするだけでロック解除「ノックコード」、独自インターフェイスのインタフェースの「isaiスクリーン」といったisaiシリーズ独自機能も健在だ。
 キャリアアグリケーション、WiMAX2+、ワンセグ・フルセグ、防水・防塵(IPX5/7・IP6X)、おサイフケータイ、NFC、ハイレゾ音源の再生に対応。カラーはブラック、アクア、ピンクゴールドの3色。本体価格は79,920円。毎月割の適用によって実質負担額は32,400円となる。
なおisai VL発売記念としてキャンペーンが実施され、isai VLを購入したユーザー先着10,,000名にアプリや映画、書籍など様々なコンテンツと交換できるGoogle Playプロモーションコード5,000円分がプレゼントされる。

・「URBANO V01」
 「URBANO V01」は京セラ製Androidスマートフォン。夏モデルである「URBANO L03」と基本的なスペックは同じである。デザインも大きく変更はないが、物理キーやカメラのレンズリング部分に新たにメタルパーツを使い、高級感を増している。ディスプレイには落としても割れにくいガラス「Dragontrail X」を引き続き採用し、強度面も健在である。

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 騒がしい環境でも通話をクリアな音声で行える京セラ独自機能「スマートソニックレシーバー」はVoLTEの対応により、一層活かすことができるだろう。通話品質を追求したいユーザーにおすすめできる端末となっている。
 キャリアアグリケーション、WiMAX2+、ワンセグ、防水・防塵(IPX5/7・IP6X)、おサイフケータイ、NFに対応。カラーはロイヤルブルー、プラチナホワイト、フォレストグリーンの3色。本体価格は68,040円、毎月割の適用によって実質負担額は27,000円となる。

 両端末のスペックは以下の通り。

「isai VL LGV31」
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm Snapdragon MSM8974AC クアッドコア2.5GHz
・メモリ:3GB
・本体容量:32GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:約5.5インチAH IPSディスプレイ
・解像度:WQHD(2560×1440ドット)
・バッテリー容量:3000mAh
・連続待受時間:580時間(LTE)
・メインカメラ:約1320万画素
・インカメラ:約130万画素
・サイズ:約145(H)×76(W)×10.5(D)mm
・重量:約154g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.0対応
・4K動画撮影、キャリアアグリケーション、WiMAX2+、ワンセグ・フルセグ(TVアンテナケーブルが必要)、防水・防塵(IPX5/7・IP6X)、おサイフケータイ、NFC、ハイレゾ音源の再生に対応

「URBANO V01」
・OS:Android4.4
・CPU:Qualcomm Snapdragon MSM8974AB クアッドコア2.3GHz
・メモリ:2GB
・本体容量:16GB
・外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
・液晶:約5インチTFTディスプレイ
・解像度:フルHD(1,920×1,080ドット)
・バッテリー容量:3000mAh
・連続待受時間:750時間(LTE)
・メインカメラ:約1300万画素
・インカメラ:約97万画素
・サイズ:約141(H)×70(W)×9.9(D)mm
・重量:約155g
・WiFi規格:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
・Bluetooth4.0対応
・キャリアアグリケーション、WiMAX2+、ワンセグ、防水・防塵(IPX5/7・IP6X)、おサイフケータイ、NFCに対応

KDDI、VoLTE対応の「auフェムトセル(VoLTE)」を提供開始

 KDDIは12月12日より、新たにVoLTEに対応した宅内用小型基地局「au フェムトセル(VoLTE)」の提供を開始する。従来からもKDDIは携帯電話基地局からの電波が届きにくい場所向けに「auフェムトセル」を提供してきたが、新たに発売された2014冬モデルから3G通信に対応しなくなるため、4G LTEネットワークを活用した次世代音声通話サービス「au VoLTE」に対応した新型フェムトセルを開発。この新型フェムトセル、「au フェムトセル(VoLTE)」により、au VoLTE対応のスマートフォンユーザーでも通話ができるようになっている。

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 「auフェムトセル」はひと部屋程度の小さな範囲のau携帯電話の通話エリアを形成する小型基地局であり、使用するには固定回線と接続する必要がある。注意点としては、「auひかり」またはKDDIが指定する固定通信回線の利用が条件となっている点だ。利用するにはauホームページやスマートフォンアプリの「電波サポート24」に登録するか、auお客さまセンターまたはauショップにて申告する必要がある。その後宅内の電波環境調査が行われた後、「auフェムトセル」の設置が可能と判断された場合に申し込み可能となる。